急性毒性
経口
GHS分類: 區(qū)分外 ラットのLD50値として、5,564 mg/kg (SIDS (2005)、SIDS Dossier (2005))、5,050 mg/kg、8,700 mg/kg、11,200 mg/kg、> 4,000 mg/kg (SIDS Dossier (2005)) の5件の報(bào)告に基づき、區(qū)分外とした。
経皮
GHS分類: 區(qū)分外 ウサギのLD50値として、> 3,000 mg/kg (SIDS (2005)、DFGOT vol. 13 (1999)) との報(bào)告に基づき、區(qū)分外とした。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 區(qū)分外 3件のウサギを用いた皮膚刺激性試験で、刺激性なし又は軽度の刺激性 (皮膚一次刺激指數(shù)が0.08, 1.0, 1.2) との報(bào)告 (SIDS (2005)) から、區(qū)分外 (國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分3) とした。なお、EU CLP分類において本物質(zhì)はSkin Irrit. 2, H315に分類されている (ECHA CL Inventory (Access on August 2017))。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 區(qū)分2 ウサギを用いた眼刺激性試験で眼刺激性指數(shù)が4.6 (最大値13) で中等度 (moderately) の刺激性との記載や、別のウサギでの試験で角膜の潰瘍と肥厚が生じたが15日後には軽度の角膜障害の1匹を除いて回復(fù)して本物質(zhì)は強(qiáng)い (highly) 刺激性を示したとの記載 (いずれもSIDS (2005)) がある。また、試験動(dòng)物種は不明だが、本物質(zhì)の適用で角膜傷害が7日以上殘り中等度から強(qiáng)度 (moderate to severe) の刺激性を示したとの記載 (DFGOT vol. 13 (1999)) がある。よって、區(qū)分2とした。なお、EU CLP分類において本物質(zhì)はEye Irrit. 2, H319に分類されている (ECHA CL Inventory (Access on August 2017))。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 區(qū)分1 本物質(zhì)を取扱うことにより接觸性皮膚炎を発癥した歯科技工士、及び本物質(zhì)の80%溶液を扱う実験技術(shù)者がパッチテストで本物質(zhì)に対して陽性であったとの報(bào)告や、電子顕微鏡包埋剤やソフトコンタクトレンズ製造者が本物質(zhì)に感作された事例の他に複數(shù)の事例の記載 (SIDS (2005)、DFGOT vol. 13 (1999)) がある。モルモットを用いた皮膚感作性試験では、陽性と陰性の試験結(jié)果が複數(shù)報(bào)告されている (SIDS (2005))。これらの結(jié)果から本物質(zhì)は感作性を有すると考え、區(qū)分1とした。なお、EU CLP分類において本物質(zhì)はSkin Sens. 1, H317に分類されている (ECHA CL Inventory (Access on August 2017))。
生殖細(xì)胞変異原性
GHS分類: 分類できない ガイダンスの改訂により區(qū)分外が選択できなくなったため、分類できないとした。すなわち、in vivoでは、ラットの骨髄細(xì)胞を用いた小核試験で陰性 (SIDS (2005))、in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞の染色體異常試験で陰性である (厚労省既存化學(xué)物質(zhì)毒性データベース (Access on August 2017)、SIDS (2005)、DFGOT vol. 13 (1999))。
発がん性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
生殖毒性
GHS分類: 分類できない ラットを用いた強(qiáng)制経口投與による反復(fù)投與毒性?生殖発生毒性併合試験 (OECD TG 422) において、1,000 mg/kg/dayまでの用量で親動(dòng)物、児動(dòng)物ともに生殖発生影響は認(rèn)められなかった (厚労省既存化學(xué)物質(zhì)毒性データベース (Access on August 2017)、SIDS (2005))。しかし、スクリーニング試験のため、この結(jié)果のみで區(qū)分外とはできず、分類できないとした。
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
GHS分類: 分類できない 本物質(zhì)のヒトでの単回ばく露の情報(bào)はない。実験動(dòng)物ではラットの単回経口投與試験において、投與後10分~24時(shí)間に用量依存性の活動(dòng)性低下、振戦、協(xié)調(diào)運(yùn)動(dòng)性障害、歩行異常、四肢筋肉の緊張低下、體溫上昇、立毛が認(rèn)められたが、生存動(dòng)物ではその後、完全に回復(fù)したとの報(bào)告がある。この試験の用量は區(qū)分2超の3,403、4,259、5,350、6,741 mg/kg、死亡率は各々1/10、1/10、4/10、8/10であり、被験物質(zhì)に関連した病理組織學(xué)的変化は認(rèn)められなかったと記載されている。癥狀がみられた最小用量の記載はないが、この試験の用量は全て區(qū)分2超である (SIDS Dossier (2005))。以上より、癥狀からは中樞神経系への影響が考えられるが、區(qū)分2超の用量でみられているため、分類できないとした。
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
GHS分類: 分類できない ヒトに関する情報(bào)はない。 実験動(dòng)物については、ラットを用いた強(qiáng)制経口投與による反復(fù)投與毒性?生殖発生毒性併合試験 (OECD TG 422) において、區(qū)分2のガイダンス値の範(fàn)囲內(nèi)である30 mg/kg/day (90日換算: 16.3 mg/kg/day) 以上で尿素窒素の増加傾向あるいは増加、100 mg/kg/day (90日換算: 54.4 mg/kg/day (雄)、45.6 mg/kg/day (雌)) 以上で腎臓の相対重量増加がみられている (厚労省既存化學(xué)物質(zhì)毒性データベース (Access on August 2017)、SIDS (2005))。なお、腎臓の病理組織學(xué)的所見は、區(qū)分2のガイダンス値の範(fàn)囲を超える1,000 mg/kg/day (90日換算: 544 mg/kg/day (雄)、456 mg/kg/day (雌)) の雄においてのみ尿細(xì)管拡張?集合管拡張がみられている (厚労省既存化學(xué)物質(zhì)毒性データベース (Access on August 2017)、SIDS (2005))。 以上、みられた影響については分類根拠としては不十分であったため、分類できないとした。
吸引性呼吸器有害性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。