急性毒性
経口
GHS分類: 區(qū)分外 ラットのLD50値として、3,000 mg/kg (PATTY (6th, 2012)、IARC 27 (1982)、ATSDR (1993)、NTP TR164 (1979)) の報告に基づき、區(qū)分外 (國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分5) とした。
経皮
GHS分類: 區(qū)分外 ウサギのLD50値 7,940 mg/kg (環(huán)境省リスク評価第4巻 (2005)) の報告に基づき、區(qū)分外 (國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分5) とした。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。なお、ウサギの皮膚刺激性試験において刺激性なしとの記述があるが、詳細は不明である (環(huán)境省リスク評価第4巻 (2005))。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 區(qū)分2B ウサギの眼刺激性試験において、軽度の眼刺激性が認められたとの報告から (環(huán)境省リスク評価第4巻 (2005))、區(qū)分2Bとした。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
生殖細胞変異原性
GHS分類: 分類できない ガイダンスの改訂により區(qū)分外が選択できなくなったため、分類できないとした。すなわち、in vivoでは、マウス骨髄細胞の小核試験、ラット肝臓のDNA傷害試験で陰性 (ATSDR (1993)、環(huán)境省リスク評価第4巻 (2005)) である。In vitroでは、細菌の復(fù)帰突然変異試験で陰性、陽性の結(jié)果、哺乳類培養(yǎng)細胞の遺伝子突然変異試験で陰性、マウスリンフォーマ試験で陰性、陽性の結(jié)果、染色體異常試験、姉妹染色分體交換試験で陰性、陽性の結(jié)果である (NTP DB (Access on October 2016)、ATSDR (1993)、環(huán)境省リスク評価第4巻 (2005)、IARC 27 (1982))。
発がん性
GHS分類: 區(qū)分2 ラット、マウスに本物質(zhì)を2年間混餌投與した発がん性試験において、マウスには発がん性の証拠は示されなかったが、ラットでは雌雄とも高用量群で膀胱移行上皮細胞がんの頻度の増加が認められた (IARC 27 (1982)、IRIS (1987))。IARCは実験動物で限定的な証拠があるが、ヒトのデータが不十分なため、分類はグループ3とした (IARC Suppl. 7 (1987))。一方、EPAはラットの膀胱がんに加えて、雄マウスに単回皮下投與した試験における細網(wǎng)肉腫の頻度増加と発がん性物質(zhì)ニトロソアミンとの構(gòu)造相関 (IRIS (1987)) に基づき、B2 (區(qū)分1B相當(dāng)) に分類した (IRIS (1987))。以上、両機関による分類結(jié)果が異なり、本物質(zhì)がN-ニトロソ化合物であることから區(qū)分1Bの可能性もあるが、実験動物1種のみの発がん性結(jié)果を踏まえ、本項は區(qū)分2が妥當(dāng)と判斷した。
生殖毒性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
GHS分類: 區(qū)分2 (全身毒性) 本物質(zhì)のヒトでの単回ばく露のデータはない。実験動物ではラットの単回経口投與試験で、區(qū)分2相當(dāng)の1,825 mg/kgで摂餌量の低下、自発運動の低下、衰弱、振戦、虛脫を示して死亡したとの記載 (環(huán)境省リスク評価第4巻 (2005)) がある。これらの癥狀から標(biāo)的臓器を特定できないため、區(qū)分2 (全身毒性) とした。
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
GHS分類: 區(qū)分2 (膀胱) ヒトについては本物質(zhì)の影響を特定できる情報はなかった。 実験動物については、ラット、マウスを用いた混餌投與による発がん性試験が実施されている。ラットでは、區(qū)分2相當(dāng)である50 mg/kg/dayで膀胱移行上皮細胞の過形成が認められ、マウスでは、區(qū)分2を超える用量である雄の1,300 mg/kg/day以上、雌で301 mg/kg/day以上で膀胱の上皮の過形成、粘膜下組織の慢性炎癥が認められた (NTP TR164 (1979)、環(huán)境省リスク評価第4巻 (2005))。 したがって、區(qū)分2 (膀胱) とした。
吸引性呼吸器有害性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。