急性毒性
経口
健康有害性については、ID 20A2233でジペンテンの成分である「(4R)-p-メンタ-1,8-ジエン (別名:d-リモネン) CAS 5989-27-5」も參照のこと。
ラットにおけるLD50値 5.3g/kg bw(CICADs (No.5, 1998))に基づき區(qū)分外とした。
経皮
ウサギにおけるLD50値 >5g/kg(CICAD (No.5, 1998))に基づき、區(qū)分外とした。
吸入
吸入(ミスト): データなし
吸入(蒸気): データなし
吸入(ガス): GHS定義による液體である。
皮膚腐食性?刺激性
ID 20A2233でジペンテンの成分である「(4R)-p-メンタ-1,8-ジエン (別名:d-リモネン) CAS 5989-27-5」は區(qū)分2に分類されている。
データなし
眼に対する重篤な損傷?刺激性
データなし
呼吸器感作性又は皮膚感作性
皮膚感作性:ヒトのパッチテストにおいて陽性データがあり(NICNAS (No.22, 2002))、モルモットを用いた試験(Maximization test)(CICADs (No.5, 1998))においても感作性が認められたことから、區(qū)分1とした。また、EU分類においてR43(區(qū)分1相當)である(EU-AnnexⅠ, access on 7 2008)。
呼吸器感作性:ヒトにおいて、リモネンへの長期または反復(fù)ばく露による呼吸困難および胸苦しさなどの呼吸作用(respiratory effects) (NICNAS (No.22, 2002))がみられたことから、區(qū)分1とした。
生殖細胞変異原性
in vivo(マウススポット試験)における陰性結(jié)果(CICAD (No.5, 1998))に基づき、區(qū)分外とした。In vitro変異原性試験では、エームス試験、マウスリンフォーマ試験、チャイニーズハムスターのCHO細胞を用いた染色體異常試験、および姉妹染色分體交換試験において陰性である(CICADs 5 (1998), Patty (5th, 2001))。
発がん性
ID 20A2233でジペンテンの成分である「(4R)-p-メンタ-1,8-ジエン (別名:d-リモネン) CAS 5989-27-5」は區(qū)分外に分類されている。。
データなし
生殖毒性
マウスにおける経口投與試験(妊娠期7-12日)にて、児の體重増加抑制および骨形成の異?!竔ncrease in the incidence of abnormal bone formation」がみられた(Patty (5th, 2001))が、母體毒性によるものか明確でなく、成獣の生殖機能や生殖能力も含め再審のデータがないため分類できないとした。
特定標的臓器?全身毒性(単回ばく露)
ID 20A2233でジペンテンの成分である「(4R)-p-メンタ-1,8-ジエン (別名:d-リモネン) CAS 5989-27-5」は區(qū)分1(呼吸器)、區(qū)分3(麻酔作用)に分類されている。
データなし
特定標的臓器?全身毒性(反復(fù)ばく露)
ID 20A2233でジペンテンの成分である「(4R)-p-メンタ-1,8-ジエン (別名:d-リモネン) CAS 5989-27-5」は區(qū)分1(消化器)に分類されている。
リモネンが主成分である洗剤に蓋をせず放置した環(huán)境下において、労働者に鼻および喉への刺激性の増加傾向がみられた(NICNAS (No.22, 2002))が、本件において本物質(zhì)による影響下かどうか不明なため分類できないとした。リモネンを主成分にした製品が自己酸化されたことにより呼吸器感作性が発生した例がある(NICNAS (No.22, 2002))。
吸引性呼吸器有害性
データなし