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安全データシート

アクロレイン(Acrolein)

改訂日:2024-01-29版番號:1

1. 化學品及び會社情報

製品識別子

  • 製品名: アクロレイン(Acrolein)
  • CB番號: CB1767603
  • CAS: 107-02-8
  • 同義語: アクロレイン(Acrolein)

物質(zhì)または混合物の関連する特定された用途、および推奨されない用途

  • 関連する特定用途: アクリル酸、アクリル酸低級アルキルエステル、DL-メチオニン、2-ヒドロキンアジプアルデヒド、1,2,6-ヘキサントリオール、リジン、グルタールアルデヒド、アリルアルコールの中間原料
  • 推奨されない用途: なし

會社ID

  • 會社名:Chemicalbook
  • 住所:北京市海淀區(qū)上地十街匯煌國際1號棟
  • 電話:400-158-6606

2. 危険有害性の要約

GHS分類

分類実施日
GHS改訂4版を使用
H25.8.22、政府向けGHS分類ガイダンス(H25.7版)を使用
物理化學的危険性
自己反応性化學品   タイプG
引火性液體   區(qū)分2
健康に対する有害性
特定標的臓器毒性(反復ばく露)   區(qū)分1 (呼吸器)
特定標的臓器毒性(単回ばく露)   區(qū)分1 (呼吸器、中樞神経系、肝臓)、 區(qū)分3 (麻酔作用)
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性   區(qū)分1
皮膚腐食性及び刺激性   區(qū)分1
急性毒性 (吸入:蒸気)   區(qū)分1
急性毒性 (経皮)   區(qū)分3
急性毒性(経口)   區(qū)分2
分類実施日
環(huán)境に対する有害性はH18.3.31、GHS分類マニュアル(H18.2.10 版)を使用
環(huán)境に対する有害性
水生環(huán)境有害性 (長期間)   區(qū)分1
水生環(huán)境有害性 (急性)   區(qū)分1

GHSラベル要素

絵表示
GHS02GHS05GHS06GHS09
注意喚起語
危険
危険有害性情報
引火性の高い液體及び蒸気 飲み込むと生命に危険 皮膚に接觸すると有毒 重篤な皮膚の薬傷及び眼の損傷 重篤な眼の損傷 吸入すると生命に危険 眠気又はめまいのおそれ 呼吸器、中樞神経系、肝臓の障害 長期にわたる、又は反復ばく露による呼吸器の障害 水生生物に非常に強い毒性 長期継続的影響によって水生生物に非常に強い毒性
注意書き
安全対策
熱/火花/裸火/高溫のもののような著火源から遠ざけること。-禁煙。 容器を密閉しておくこと。 容器を接地すること/アースをとること。 防爆型の電気機器/換気裝置/照明機器を使用すること。 火花を発生させない工具を使用すること。 靜電気放電に対する予防措置を講ずること。 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること。 取扱後はよく手を洗うこと。 この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 環(huán)境への放出を避けること。 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を著用すること。 【換気が不十分な場合】呼吸用保護具を著用すること。-【】の文言は、化學品の使用時に関する追加的な情報が、安全な使用のために十分であろう換気のタイプを説明している場合に使用しても良い
応急措置
飲み込んだ場合:直ちに醫(yī)師に連絡すること。 飲み込んだ場合:口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。 皮膚に付著した場合:多量の水と石けん(鹸)で洗うこと。 皮膚(又は髪)に付著した場合:直ちに汚染された衣類を全て脫ぐこと。皮膚を流水/シャワーで洗うこと。 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 眼に入った場合:水で數(shù)分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを著用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 ばく露又はばく露の懸念がある場合:醫(yī)師に連絡すること。 直ちに醫(yī)師に連絡すること。 気分が悪い時は醫(yī)師に連絡すること。 気分が悪いときは、醫(yī)師の診斷/手當てを受けること。 特別な処置が緊急に必要である(このラベルの???を見よ)。 特別な処置が必要である(このラベルの???を見よ)。 口をすすぐこと。 汚染された衣類を直ちに全て脫ぎ、再使用する場合には洗濯をすること。 汚染された衣類を再使用する場合には洗濯をすること。 火災の場合:消火するために適切な消火剤を使用すること。 漏出物を回収すること。
保管
換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 換気の良い場所で保管すること。涼しいところに置くこと。 施錠して保管すること。
廃棄
內(nèi)容物/容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業(yè)者に依頼して廃棄すること。
他の危険有害性
情報なし

3. 組成及び成分情報

  • 単一製品?混合物の區(qū)別: 単一製品
  • 化學名又は一般名: アクロレイン(Acrolein)
  • 別名: 2-プロペナール (2-Propenal)、2-プロペン-1-オン(2-Propen-1-one)、 アクリルアルデヒド(Acryl aldehyde)
  • 濃度又は濃度範囲: 1
  • 分子式 (分子量): C3H4O (56.06)
  • CAS番號: 107-02-8
  • 官報公示整理番號(化審法): (2)-521
  • 官報公示整理番號(安衛(wèi)法): 情報なし
  • 分類に寄與する不純物及び安定化添加物: 情報なし

4. 応急措置

吸入した場合

被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。
直ちに醫(yī)師に連絡すること。
醫(yī)師の手當、診斷を受けること。
気分が悪い時は、醫(yī)師の手當て、診斷を受けること。

皮膚に付著した場合

直ちに、汚染された衣類をすべて脫ぐこと、又は取り去ること。
直ちに醫(yī)師に連絡すること。
皮膚を速やかに洗浄すること。
多量の水と石鹸で洗うこと。
皮膚を流水又はシャワーで洗うこと。
醫(yī)師の手當、診斷を受けること。
気分が悪い時は、醫(yī)師の手當て、診斷を受けること。
汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。

眼に入った場合

直ちに醫(yī)師に連絡すること。
水で數(shù)分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを著用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
醫(yī)師の手當、診斷を受けること。
気分が悪い時は、醫(yī)師の手當て、診斷を受けること。

飲み込んだ場合

直ちに醫(yī)師に連絡すること。
口をすすぐこと。無理に吐かせないこと。
醫(yī)師の手當、診斷を受けること。
気分が悪い時は、醫(yī)師の手當て、診斷を受けること。

急性癥狀及び遅発性癥狀の最も重要な徴候癥狀

吸入:灼熱感、咳、息苦しさ、息切れ、咽頭痛、吐き気。癥狀は遅れて現(xiàn)われることがある。
皮膚に付著:発赤、痛み、水皰、皮膚熱傷。
眼に付著:発赤、痛み、重度の熱傷。
経口摂取:喉と胸部の灼熱感、痙攣、吐き気。

応急措置をする者の保護

情報なし

醫(yī)師に対する特別な注意事項

情報なし

5. 火災時の措置

消火剤

小火災:二酸化炭素、粉末消火剤、散水、水溶性液體用泡消火剤 大火災:散水、噴霧水、水溶性液體用泡消火剤

使ってはならない消火剤

棒狀注水

特有の危険有害性

極めて燃え易い、熱、火花、火炎で容易に発火する。 加熱により容器が爆発するおそれがある。 火災によって刺激性、毒性、又は腐食性のガスを発生するおそれがある。 引火性の高い液體及び蒸気

特有の消火方法

引火點が極めて低い:消火の効果がないおそれがある場合は散水する。 危険でなければ火災區(qū)域から容器を移動する。 移動不可能な場合、容器及び周囲に散水して冷卻する。 消火後も、大量の水を用いて十分に容器を冷卻する。

消火を行う者の保護

消火作業(yè)の際は、自給式呼吸器付化學用保護衣を著用する。

6. 漏出時の措置

人體に対する注意事項、保護具及び緊急措置

漏洩物に觸れたり、その中を歩いたりしない。
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩區(qū)域として隔離する。
関係者以外の立入りを禁止する。
作業(yè)者は適切な保護具(「8.ばく露防止及び保護措置」の項を參照)を著用し、眼、皮膚への接觸やガスの吸入を避ける。
適切な防護衣を著けていないときは破損した容器あるいは漏洩物に觸れてはいけない。
漏洩しても火災が発生していない場合、密閉性の高い、不浸透性の保護衣を著用する。
風上に留まる。
低地から離れる。
密閉された場所に立入る前に換気する。

環(huán)境に対する注意事項

河川等に排出され、環(huán)境へ影響を起こさないように注意する。
環(huán)境中に放出してはならない。

封じ込め及び浄化の方法及び機材

少量の場合、乾燥土、砂や不燃材料で吸収し、あるいは覆って密閉できる空容器に回収する。
少量の場合、吸収したものを集めるとき、清潔な帯電防止工具を用いる。
大量の場合、盛土で囲って流出を防止し、安全な場所に導いて回収する。
大量の場合、散水は、蒸気濃度を低下させる。しかし、密閉された場所では燃焼を抑えることが出來ないおそれがある。
危険でなければ漏れを止める。
漏出物を取扱うとき用いる全ての設(shè)備は接地する。
蒸気抑制泡は蒸発濃度を低下させるために用いる。
すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。
排水溝、下水溝、地下室あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ。

7. 取扱い及び保管上の注意

取扱い

技術(shù)的対策
「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の設(shè)備対策を行い、保護具を著用する。
「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の局所排気裝置、全體換気を行なう。
安全取扱い注意事項
使用前に使用説明書を入手すること。
すべての安全注意を読み理解するまで取扱わないこと。
周辺での高溫物、スパーク、火気の使用を禁止する。
容器を転倒させ、落下させ、衝撃を加え、又は引きずるなどの取扱いをしてはならない。
接觸、吸入又は飲み込まないこと。
眼に入れないこと。
ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。
取扱い後はよく手を洗うこと。
屋外又は換気の良い區(qū)域でのみ使用すること。
取扱い後はよく手を洗うこと。
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。
汚染された作業(yè)衣は作業(yè)場から出さないこと
接觸回避
「10.安定性及び反応性」を參照。

保管

安全な保管條件
保管場所は壁、柱、床を耐火構(gòu)造とし、かつ、はりを不燃材料で作ること。
保管場所は屋根を不燃材料で作るとともに、金屬板その他の軽量な不燃材料でふき、かつ天井を設(shè)けないこと。
保管場所の床は、床面に水が浸入し、又は浸透しない構(gòu)造とすること。
保管場所の床は、危険物が浸透しない構(gòu)造とするとともに、適切な傾斜をつけ、かつ、適切なためますを設(shè)けること。
保管場所には危険物を貯蔵し、又は取り扱うために必要な採光、照明及び換気の設(shè)備を設(shè)ける。
熱、火花、裸火のような著火源から離して保管すること。-禁煙。
酸化剤から離して保管する。
容器は直射日光や火気を避けること。
容器を密閉して換気の良い冷所で保管すること。
施錠して保管すること。
安全な容器包裝材料
消防法及び國連輸送法規(guī)で規(guī)定されている容器を使用する。

8. ばく露防止及び保護措置

管理濃度

未設(shè)定

許容濃度

日本産衛(wèi)學會(2014年度版)
未設(shè)定

許容濃度

ACGIH(2014年版)
TLV-STEL C 0.1ppm skin;A4

設(shè)備対策

防爆の電気?換気?照明機器を使用すること。 靜電気放電に対する予防措置を講ずること。 この物質(zhì)を貯蔵ないし取扱う作業(yè)場には洗眼器と安全シャワーを設(shè)置すること。 空気中の濃度をばく露限度以下に保つために排気用の換気を行なうこと。 高熱工程でミストが発生するときは、空気汚染物質(zhì)を許容濃度以下に保つために換気裝置を設(shè)置する。 密閉された裝置、機器又は局所排気裝置を使用しなければ取扱ってはならない。 気中濃度を推奨された許容濃度以下に保つために、工程の密閉化、局所排気、その他の設(shè)備対策を使用する。

保護具

呼吸用保護具
指定された呼吸用保護具を著用すること。 ばく露の可能性のあるときは、送気マスク、空気呼吸器、又は酸素呼吸器を著用する。
手の保護具
指定された保護手袋を著用すること。 二トリルゴム及び塩ビは適切な保護材料ではない。ネオプレンが推奨される。 飛沫を浴びる可能性のある時は、全身の化學用保護衣(耐酸スーツ等)を著用する。
眼の保護具
適切な眼の保護具を著用すること。 化學飛沫用のゴーグル及び適切な顔面保護具を著用すること。 安全眼鏡を著用すること。撥ね飛び又は噴霧によって眼及び顔面接觸が起こりうる時は、包括的な化學スプラッシュゴーグル、及び顔面シールドを著用すること
皮膚及び身體の保護具
適切な顔面用の保護具を著用すること。 一切の接觸を防止するにはネオプレン製の、手袋、エプロン、ブーツ、又は全體スーツ等の不浸透性の防具を適宜著用すること。 しぶきの可能性がある場合は、全面耐薬品性防護服(例えば、酸スーツ)及びブーツが必要である。

9. 物理的及び化學的性質(zhì)

物理的狀態(tài)

形狀
液體: HSDB(2005)
無色~黃色: HSDB(2005)
臭い
刺激臭
臭いのしきい(閾)値
データなし
pH
6.0(10%水溶液、25℃): HSDB(2005)

融點?凝固點

-88℃(融點): ICSC(2014)

沸點、初留點及び沸騰範囲

53℃(沸點): ICSC(2014)

引火點

-26℃(密閉式): ICSC(2014)

蒸発速度(酢酸ブチル=1)

データなし

燃焼性(固體、気體)

該當しない

燃焼又は爆発範囲

下限 2.8vol%、 上限 31vol% :ICSC(2004)

蒸気圧

29kPa(20℃): ICSC(2004) 274mmHg(25℃) 36.5kPa: HSDB(2005)

蒸気密度

1.93: 計算値

比重(相対密度)

0.8389(20℃) :HSDB(2005)

溶解度

20g/100mL(20℃)(水):ICSC(2004) '2~3partsのアルコール、エーテルに溶解: ICSC(2004)

n-オクタノール/水分配係數(shù)

log Pow = -0.01 log Pow = 0.9

自然発火溫度

234℃: ICSC(2014)

分解溫度

データなし

粘度(粘性率)

0.35mPa?s(20℃) : HSDB(2005)

10. 安定性及び反応性

反応性

情報なし

化學的安定性

常溫常圧で化學変化を起こす。 爆発性過酸化物を生成することがある。

危険有害反応可能性

重合することがあり、火災、爆発の危険を伴う。 強酸、強塩基、強酸化剤と反応し、火災、爆発の危険性をもたらす。

避けるべき條件

加熱、酸素。

混觸危険物質(zhì)

アンモニア、アミン、苛性ソーダ、強酸、強塩基、強酸化剤。

危険有害な分解生成物

燃焼した時、有害ガス(一酸化炭素、二酸化炭素)を発生する。

11. 有害性情報

急性毒性

経口
ラットのLD50値として、11 mg/kg (EPA RED (2008)、EPA RED Amendment (2009)、IRIS Tox. Review (2003))、26 mg/kg (環(huán)境省リスク評価第3巻 (2004))、29 mg/kg (IRIS Tox. Review (2003))、42 mg/kg (DFGOT vol.16 (2001))、46 mg/kg (ACGIH (7th, 2001)、ATSDR (2007)、DFGOT vol. 16 (2001)、EHC 127 (1992)、EU-RAR (2001)、IARC 36 (1985))、7-46 mg/kg (CEPA (2000)、CICAD 43 (2002))、42-46 mg/kg (NITE初期リスク評価書 (2007)) との報告に基づき、區(qū)分2とした。
経皮
ウサギのLD50値として、164-1,022 mg/kg の範囲內(nèi)で11件の報告がある。ガイダンスの改訂により、最も多くのデータ (6件) (231 mg/kg (EPA RED (2008)、EPA RED Amendment (2009)、IRIS Tox. Review (2003))、238 mg/kg (EU-RAR (2001)、NITE初期リスク評価書 (2007))、335 mg/kg (EU-RAR (2001)、DFGOT vol. 16 (2001)、NITE初期リスク評価書 (2007))、560 mg/kg (ACGIH (7th, 2001))、562 mg/kg (EU-RAR (2001)、DFGOT vol. 16 (2001)、NITE初期リスク評価書 (2007))、562 mg/kg (IARC 36 (1985)) が該當する?yún)^(qū)分3とした。なお、2件が區(qū)分2、1件が區(qū)分4、1件が區(qū)分2ないし區(qū)分4に該當する。また1件は複數(shù)データの集約であるため該當數(shù)に含めなかった。
吸入:ガス
GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
ラットのLC50値 (4時間) として、7.4 ppm (EPA RED (2008))、7.8 ppm (EHC 127 (1991)、PATTY (6th, 2012)、環(huán)境省リスク評価第3巻 (2004))、8.2 ppm (EPA RED (2008)、EPA RED Amendment (2009))、9.1 ppm (EHC 127 (1992))、9.2 ppm (DFGOT vol. 16 (2001))、7.8-65.4 ppm (NITE初期リスク評価書 (2007)) との報告に基づき、區(qū)分1とした。なお、LC50値が飽和蒸気圧濃度 (360,526 ppm) の90%より低いため、ミストを含まないものとしてppmを単位とする基準値を適用した。
吸入:粉じん及びミスト
データ不足のため分類できない。

皮膚腐食性及び皮膚刺激性

ヒトに対する10%試験物質(zhì)のパッチテストにおいて、適用 48 時間後に全被験者 (20 例) に水皰、壊死、炎癥性細胞浸潤や乳頭層の浮腫がみられた (NITE初期リスク評価書 (2007)、EU-RAR (2001)、ATDSR (2007))。また、ウサギを用いた皮膚刺激性試験において強度の刺激性 (NITE初期リスク評価書 (2007)、EU-RAR (2001)) や、浮腫及び紅斑 (IRIS Tox. Review (2003)) が報告されている。以上の結(jié)果から、區(qū)分1とした。なお、本物質(zhì)は、EU DSD分類において「C; R34」、EU CLP分類において「Skin. Corr. 1B H314」に分類されている。

眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性

ウサギを用いた眼刺激性試験において、1%の試験物質(zhì)の適用により強度の刺激性を示すという報告 (NITE初期リスク評価書 (2007)、EU-RAR (2001))や、結(jié)膜浮腫 (EHC 127 (1992))、眼病変 (IRIS Tox. Review (2003)) を示すとの報告がある。ヒトに対するボランティアの試験において眼に対する刺激性が報告されている (NITE初期リスク評価書 (2007)、EU-RAR (2001)、ATSDR (2007))。また、本物質(zhì)は皮膚腐食性及び刺激性について區(qū)分1としており、眼に対する非可逆的作用を有すると考えられる。以上の結(jié)果から、區(qū)分1とした。

呼吸器感作性

データ不足のため分類できない。

皮膚感作性

データ不足のため分類できない。なお、モルモットを用いたマキシマイゼーション試験において陰性を示したとの報告がある (EU-RAR (2001)、NITE初期リスク評価書 (2007)、CEPA (2000))。しかしこの試験は詳細不明であり、EU-RAR (2001) は本試験から感作性について明確な判斷ができないとしている。従って分類に用いるには不十分なデータと判斷した。

生殖細胞変異原性

ガイダンスの改訂により「區(qū)分外」が選択できなくなったため、「分類できない」とした。すなわち、in vivoでは、マウスの優(yōu)性致死試験で陰性、ラットの骨髄細胞及び末梢血リンパ球の染色體異常試験で陰性結(jié)果が報告されている (NITE初期リスク評価書 (2007)、環(huán)境省リスク評価第3巻 (2004)、SIAP (2000)、EU-RAR (2003))。In vitroでは、細菌の復帰突然変異試験、哺乳類培養(yǎng)細胞の遺伝子突然変異試験、染色體異常試験、姉妹染色分體交換試験でいずれも陰性、陽性の結(jié)果が混じる (NITE初期リスク評価書 (2007)、環(huán)境省リスク評価第3巻 (2004)、SIAP (2000)、EU-RAR (2003)、ACGIH (7th, 2001)、ATSDR (2007)) が、SIAP (2000)、EU-RAR (2003) では、これらの陽性結(jié)果は総じて細胞毒性を示す用量あるいはその近傍での誘発であり、細胞毒性による影響と評価している。なお、ヒトの培養(yǎng)細胞を用いるDNA単鎖切斷やDNA-タンパク質(zhì)架橋形成試験では陽性を示している (NITE初期リスク評価書 (2007))。 以上より、本物質(zhì)は、DNAに対し損傷を與えるが、in vivoにおいては遺伝毒性を有しないと考えられた。

発がん性

IARCでグループ3 (IARC 63 (1995))、ACGIHでA4 (ACGIH (7th, 2001))、DFGOTで3B (DFGOT vol. 16 (2001)) でいずれもヒトに対する発がん性物質(zhì)として分類できないと報告されている。また、EPA (1988) ではCに分類されており、これはGHSの區(qū)分2に相當するが、このEPAの評価は古く、より新しい評価では、IRIS Tox. Review (2003) において発がん性については不十分、EU-RAR (2003)、SIAP (2000) においてもヒト発がん性を示すデータが不十分と評価している。以上より、「分類できない」とした。データを追加し區(qū)分を変更した。

生殖毒性

ラットを用いた経口経路での2世代生殖毒性試験において、親動物毒性 (體重減少及び腺胃粘膜のびらん、前胃粘膜の過形成/角化亢進)、死亡) がみられる用量で児動物の體重低下がみられている (NITE初期リスク評価書 (2007))。ラットを用いた吸入経路の生殖発生毒性試験では、生存?死亡胎仔、吸収胚、黃體の數(shù)に影響はみられていない (環(huán)境省リスク評価第3巻 (2004))。
ラットを用いた経口経路での催奇形性試験において母動物の死亡 (14/40例) がみられる用量で、骨格異常、化骨遅延、胎児の平均及び同腹児體重の低下が認められた。一方、ウサギを用いた経口経路での催奇形性試験では母動物毒性がみられる用量において胚毒性、胎児毒性、催奇形性は認められていない (NITE初期リスク評価書 (2007))。
上記のとおり、生殖能に影響はみられず、児の発生に対しては重篤な母動物毒性がみられる用量でのみ影響がみられることから區(qū)分外とした。

12. 環(huán)境影響情報

生態(tài)毒性

水生環(huán)境有害性(急性)
魚類(ファットヘッドミノー)の96時間LC50=14μg/L(環(huán)境省リスク評価第2巻、2003)他から、區(qū)分1とした。
水生環(huán)境有害性(長期間)
急性毒性が區(qū)分1、生物蓄積性が低いと推定されるものの(log Kow=-0.01(PHYSPROP Database、2005))、急速分解性がない(TOCによる分解度:0%(既存化學物質(zhì)安全性點検データ))ことから、區(qū)分1とした。

オゾン層への有害性

當該物質(zhì)はモントリオール議定書の附屬書に列記されていない。

13. 廃棄上の注意

殘余廃棄物

廃棄においては、関連法規(guī)ならびに地方自治體の基準に従うこと。 都道府県知事などの許可を受けた産業(yè)廃棄物処理業(yè)者、もしくは地方公共団體がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理する。 廃棄物の処理を依託する場合、処理業(yè)者等に危険性、有害性を十分告知の上処理を委託する。 本製品を含む廃液及び洗浄排水を直接河川等に排出したり、そのまま埋め立てたり投棄することは避ける。

汚染容器及び包裝

容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規(guī)ならびに地方自治體の基準に従って適切な処分を行う。 空容器を廃棄する場合は、內(nèi)容物を完全に除去すること。

14. 輸送上の注意

國際規(guī)制

國連番號
1092
國連品名
ACROLEIN, STABILIZED
國連危険有害性クラス
6.1
副次危険
3
容器等級
I
海洋汚染物質(zhì)
P
MARPOL73/78附屬書Ⅱ及びIBCコードによるばら積み輸送される液體物質(zhì)
該當しない

國內(nèi)規(guī)制

海上規(guī)制情報
船舶安全法の規(guī)定に従う。
航空規(guī)制情報
運送禁止
陸上規(guī)制情報
消防法の規(guī)制に従う。 毒劇法の規(guī)定に従う。

特別安全対策

危険物は當該危険物が転落し、又は危険物を収納した運搬容器が落下し、転倒もしくは破損しないように積載すること。 危険物又は危険物を収納した容器が著しく摩擦又は動揺を起こさないように運搬すること。 危険物の運搬中危険物が著しく漏れる等災害が発生するおそれがある場合には、災害を防止するための応急措置を講ずると共に、もよりの消防機関その他の関係機関に通報すること。 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 重量物を上積みしない。 食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 移送時にイエローカードの保持が必要。

緊急時応急措置指針番號

該當しない

15. 適用法令

化審法

優(yōu)先評価化學物質(zhì)

労働安全衛(wèi)生法

名稱等を表示すべき危険有害物(法第57條、施行令第18條別表第9) 名稱等を通知すべき危険有害物(法第57條の2、施行令第18條の2別表第9) リスクアセスメントを?qū)g施すべき危険有害物(法第57條の3) 排ガス処理 危険物?引火性の物 健康障害防止指針公表物質(zhì)(法第28條第3項?厚労省指針公示)

労働基準法

疾病化學物質(zhì)

化學物質(zhì)排出把握管理促進法

第1種指定化學物質(zhì)

毒物及び劇物取締法

劇物

消防法

第4類引火性液體、第一石油類非水溶性液體

大気汚染防止法

特定物質(zhì)

航空法

運送禁止

船舶安全法

毒物類?毒物

16. その他の情報

略語と頭字語

ADR: 道路による危険物の國際輸送に関する歐州協(xié)定
CAS: ケミカルアブストラクトサービス
EC50: 有効濃度 50%
IATA:國際航空運送協(xié)會
IMDG: 國際海上危険物
LC50: 致死濃度 50%
LD50: 致死量 50%
RID: 鉄道による危険物の國際運送に関する規(guī)則
STEL: 短期暴露限度
TWA: 時間加重平均

參考文獻

【9】ERG - 米國運輸省による緊急対応ガイドブック、ウェブサイトhttp://www.phmsa.dot.gov/hazmat/library/erg
【10】有害物質(zhì)に関するドイツ GESTIS データベース、ウェブサイトhttp://www.dguv.de/ifa/gestis/gestis-stoffdatenbank/index-2.jsp
【11】HSDB - 有害物質(zhì)データバンク、ウェブサイト https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/hsdb.htm
【12】IARC - 國際がん研究機関、ウェブサイト http://www.iarc.fr/
【13】IPCS - The International Chemical Safety Cards (ICSC)、ウェブサイトhttp://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.home
【14】Sigma-Aldrich、ウェブサイト https://www.sigmaaldrich.com/
【8】eChemPortal - OECD 化學物質(zhì)情報グローバルポータル、ウェブサイトhttp://www.echemportal.org/echemportal/index?pageID=0&request_locale=en
【7】ECHA - 歐州化學物質(zhì)庁、ウェブサイト https://echa.europa.eu/
【6】ChemIDplus、ウェブサイト http://chem.sis.nlm.nih.gov/chemidplus/chemidlite.jsp
【5】カメオケミカルズ公式サイト http://cameochemicals.noaa.gov/search/simple
【4】NITE化學物質(zhì)総合情報提供システム (NITE-CHRIP)https://www.nite.go.jp/
【3】化學物質(zhì)排出把握管理促進法(PRTR法) https://www.chemicoco.env.go.jp
【2】化學物質(zhì)審査規(guī)制法(化審法)https://www.env.go.jp
【1】労働安全衛(wèi)生法 ウェブサイト https://www.mhlw.go.jp
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