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安全データシート

1,4-フェニレンジアミン

改訂日:2024-01-24版番號(hào):1

1. 化學(xué)品及び會(huì)社情報(bào)

製品識(shí)別子

  • 製品名: 1,4-フェニレンジアミン
  • CB番號(hào): CB9852680
  • CAS: 106-50-3
  • EINECS番號(hào): 203-404-7
  • 同義語(yǔ): パラフェニレンジアミン,P-フェニレンジアミン

物質(zhì)または混合物の関連する特定された用途、および推奨されない用途

  • 関連する特定用途: アゾ染料?白毛染料?ゴム加硫促進(jìn)剤?寫(xiě)真現(xiàn)像薬原料 (NITE-CHRIPより引用)
  • 推奨されない用途: なし

會(huì)社ID

  • 會(huì)社名:Chemicalbook
  • 住所:北京市海淀區(qū)上地十街匯煌國(guó)際1號(hào)棟
  • 電話:400-158-6606

2. 危険有害性の要約

GHS分類

分類実施日(物化危険性及び健康有害性)
R2.3.13、政府向けGHS分類ガイダンス (H25年度改訂版 (ver1.1)) を使用
JIS Z7252:2019準(zhǔn)拠 (GHS改訂6版を使用)
物理化學(xué)的危険性
-
健康に対する有害性
急性毒性 (経口)   區(qū)分3
急性毒性 (吸入: 粉塵、ミスト)   區(qū)分3
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性   區(qū)分2B
呼吸器感作性   區(qū)分1
皮膚感作性   區(qū)分1A
特定標(biāo)的臓器毒性 (単回ばく露)   區(qū)分1 (心臓、腎臓、筋肉)
特定標(biāo)的臓器毒性 (反復(fù)ばく露)   區(qū)分1 (心臓、筋肉)
分類実施日(環(huán)境有害性)
H23年度、政府向けGHS分類ガイダンス (H22.7版)?國(guó)連GHS文書(shū) (改訂4版) (R1年度、分類実施中)
環(huán)境に対する有害性
水生環(huán)境有害性 (長(zhǎng)期間)   區(qū)分1
水生環(huán)境有害性 (急性)   區(qū)分1

2.2 注意書(shū)きも含むGHSラベル要素

絵表示
GHS06GHS08GHS09
注意喚起語(yǔ)
危険
危険有害性情報(bào)
H410 長(zhǎng)期継続的影響によって水生生物に非常に強(qiáng)い毒性。
H370 飲み込むと臓器 (腎臓, 心臓, 筋骨格系) の障害。
H319 強(qiáng)い眼刺激。
H317 アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ。
H301 + H311 + H331 飲み込んだ場(chǎng)合や皮膚に接觸した場(chǎng)合や吸入した場(chǎng)合は有毒。
注意書(shū)き
安全対策
P280 保護(hù)手袋/保護(hù)衣/保護(hù)眼鏡/保護(hù)面を著用すること。
P273 環(huán)境への放出を避けること。
P272 汚染された作業(yè)衣は作業(yè)場(chǎng)から出さないこと。
P271 屋外又は換気の良い場(chǎng)所でだけ使用すること。
P270 この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。
P264 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。
P260 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。
応急措置
P391 漏出物を回収すること。
P337 + P313 眼の刺激が続く場(chǎng)合:醫(yī)師の診察/手當(dāng)てを受けること。
P333 + P313 皮膚刺激又は発しん(疹)が生じた場(chǎng)合:醫(yī)師の診斷/手當(dāng)てを受けること。
P308 + P311 ばく露又はばく露の懸念がある場(chǎng)合:醫(yī)師に連絡(luò)すること。
P305 + P351 + P338 眼に入った場(chǎng)合:水で數(shù)分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを著用していて容易に外せる場(chǎng)合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
P304 + P340 + P311 吸入した場(chǎng)合:空気の新鮮な場(chǎng)所に移し,呼吸しやすい姿勢(shì)で休息させること。 醫(yī)師に連絡(luò)すること。
P302 + P352 + P312 皮膚に付著した場(chǎng)合:多量の水と石けん(鹸)で洗うこと。 気分が悪いときは醫(yī)師に連絡(luò)すること。
P301 + P310 + P330 飲み込んだ場(chǎng)合:直ちに醫(yī)師 に連絡(luò)すること??冥颏工工挨长?。
保管
P405 施錠して保管すること。
P403 + P233 換気の良い場(chǎng)所で保管すること。容器を密閉しておくこと。
廃棄
P501 內(nèi)容物/容器を承認(rèn)された処理施設(shè)に廃棄すること。

2.3 他の危険有害性

なし

3. 組成及び成分情報(bào)

  • 化學(xué)物質(zhì)?混合物の區(qū)別: 化學(xué)物質(zhì)
  • 別名: 1,4-Diaminobenzene
    1,4-Benzenediamine
    1,4-Phenylenediamine
  • 化學(xué)特性(示性式、構(gòu)造式 等): C6H8N2
  • 分子量: 108.14 g/mol
  • CAS番號(hào): 106-50-3
  • EC番號(hào): 203-404-7
  • 化審法官報(bào)公示番號(hào): 5-4998
  • 安衛(wèi)法官報(bào)公示番號(hào): -

4. 応急措置

4.1 必要な応急手當(dāng)

一般的アドバイス
醫(yī)師に相談する。 この安全データシートを擔(dān)當(dāng)醫(yī)に見(jiàn)せる。
吸入した場(chǎng)合
吸い込んだ場(chǎng)合、新鮮な空気の場(chǎng)所に移す。 呼吸していない場(chǎng)合には、人工呼吸を施す。 醫(yī)師に相談する。
皮膚に付著した場(chǎng)合
石けんと多量の水で洗い流す。 直ちに被災(zāi)者を病院に連れて行く。 醫(yī)師に相談する。
眼に入った場(chǎng)合
多量の水で15分以上よく洗浄し、醫(yī)師の診察を受けること。
飲み込んだ場(chǎng)合
意識(shí)がない場(chǎng)合、口から絶対に何も與えないこと。 口を水ですすぐ。 醫(yī)師に相談する。

4.2 急性癥狀及び遅発性癥狀の最も重要な徴候癥狀

もっとも重要な既知の徴候と癥狀は、ラベル表示(項(xiàng)目2.2を參照)および/または項(xiàng)目11に記載されている

4.3 緊急治療及び必要とされる特別処置の指示

データなし

5. 火災(zāi)時(shí)の措置

5.1 消火剤

適切な消火剤
水噴霧、耐アルコール泡消火剤、粉末消火剤、二酸化炭素を使用すること。

5.2 特有の危険有害性

窒素酸化物(NOx)
炭素酸化物

5.3 消防士へのアドバイス

消火活動(dòng)時(shí)には必要に応じて 自給式呼吸裝置を裝著する。

5.4 詳細(xì)情報(bào)

データなし

6. 漏出時(shí)の措置

6.1 人體に対する注意事項(xiàng)、保護(hù)具及び緊急時(shí)措置

呼吸保護(hù)(服)を著用。 粉じんの発生を避ける。 蒸気、ミスト、またはガスの呼吸を避ける。 十分な換気を確保する。 安全な場(chǎng)所に避難する。 粉じんを吸い込まないよう留意。個(gè)人保護(hù)については項(xiàng)目 8 を參照する。

6.2 環(huán)境に対する注意事項(xiàng)

安全を確認(rèn)してから、もれやこぼれを止める。 物質(zhì)が排水施設(shè)に流れ込まないようにする。 環(huán)境への放出は必ず避けなければならない。

6.3 封じ込め及び浄化の方法及び機(jī)材

粉じんを発生させないように留意して回収し、廃棄する。 掃いてシャベルですくいとる。 廃棄に備え適切な容器に入れて蓋をしておく。

6.4 參照すべき他の項(xiàng)目

廃棄はセクション13を參照。

7. 取扱い及び保管上の注意

7.1 安全な取扱いのための予防措置

安全取扱注意事項(xiàng)
皮膚や眼への接觸を避けること。 粉じんやエアゾルを発生させない。
火災(zāi)及び爆発の予防
粉じんが発生する場(chǎng)所では、換気を適切に行う。
衛(wèi)生対策
皮膚、眼、そして衣服との接觸を避ける。 休憩前や製品取扱い直後には手を洗う。注意事項(xiàng)は項(xiàng)目2.2を參照。

7.2 配合禁忌等を踏まえた保管條件

保管クラス
保管クラス (ドイツ) (TRGS 510): 6.1D: 不燃性、急性毒性カテゴリー3 / 毒性危険物または慢性効果を引き起こす危険物
保管條件
冷所に保管。 容器を密閉し、乾燥した換気の良い場(chǎng)所に保管する。

7.3 特定の最終用途

項(xiàng)目1.2に記載されている用途以外には、その他の特定の用途が定められていない

8. ばく露防止及び保護(hù)措置

8.1 管理濃度

コンポーネント別作業(yè)環(huán)境測(cè)定パラメータ
OEL-M: 0.1 mg/m3 - 日本産業(yè)衛(wèi)生學(xué)會(huì) 許容濃度等の勧告
TWA: 0.1 mg/m3 - 米國(guó)。 ACGIH限界閾値(TLV)

8.2 曝露防止

適切な技術(shù)的管理
皮膚、眼、そして衣服との接觸を避ける。 休憩前や製品取扱い直後には手を洗う。
保護(hù)具
眼/顔面の保護(hù)
顔面シールドおよび保護(hù)メガネ NIOSH(US)またはEN 166(EU)などの適切な政府機(jī)関の規(guī)
格で試験され、認(rèn)められた眼の保護(hù)具を使用する。
皮膚及び身體の保護(hù)具
手袋を著用して取扱う。 使用前に、必ず手袋を検査する。 (手袋外面に觸れずに)適切に手袋
を脫ぎ、本製品の皮膚への付著を避ける。 適用法令およびGLPに従い、使用後に汚染手袋を廃
棄する。 手を洗い、乾燥させる。
選ばれた防護(hù)手袋は、EU指令2016/425の仕様と、それから派生する規(guī)格EN374を満たすもので
なければならない。
フルコンタクト
材質(zhì): ニトリルゴム
最小厚: 0.11 mm
破過(guò)時(shí)間: 480 min
試験物質(zhì):Dermatril? (KCL 740 / Aldrich Z677272, Size M)
飛沫への接觸
材質(zhì): ニトリルゴム
最小厚: 0.11 mm
破過(guò)時(shí)間: 480 min
試験物質(zhì):Dermatril? (KCL 740 / Aldrich Z677272, Size M)
データソース:KCL GmbH, D-36124 Eichenzell, 電話 +49 (0)6659 87300, e-mail sales@kcl.de,
試験方法: EN374
EN374とは違った條件の下で、溶液の中、または他の物質(zhì)と混ぜて使われる場(chǎng)合は、EC認(rèn)可手
袋の供給業(yè)者に問(wèn)い合わせる。 この勧告は単なる助言であり、予想される用途の特定狀況に精
通した産業(yè)衛(wèi)生専門家並びに安全管理者により評(píng)価されなければならない。 任意の使用方法に
ついて許可を受けていると理解すべきではない。
身體の保護(hù)
化學(xué)防護(hù)服, 特定の作業(yè)場(chǎng)に存在する危険物質(zhì)の濃度および量に応じて、保護(hù)裝置のタイプを選
択しなければならない。
呼吸用保護(hù)具
リスクアセスメントによりろ過(guò)式呼吸用保護(hù)具が適切であると示されている場(chǎng)所では、工學(xué)的
制御のバックアップとして、N99型(US)またはP2型(EN 143)呼吸用保護(hù)具カートリッジ付
き全面形呼吸用保護(hù)具を使用する。呼吸用保護(hù)具が唯一の保護(hù)手段である場(chǎng)合、全面形送気マ
スクを使用する。 NIOSH(US)またはCEN(EU)などの適切な政府機(jī)関の規(guī)格で試験され、
認(rèn)められた呼吸用保護(hù)具および部品を使用する。
環(huán)境暴露の制御
安全を確認(rèn)してから、もれやこぼれを止める。 物質(zhì)が排水施設(shè)に流れ込まないようにする。 環(huán)
境への放出は必ず避けなければならない。

9. 物理的及び化學(xué)的性質(zhì)

物理的狀態(tài)

物理狀態(tài)
固體 (20℃、1気圧) (GHS判定)
白~赤の結(jié)晶
臭い
データなし

融點(diǎn)/凝固點(diǎn)

145~147℃ (HSDB (Access on May 2019))

沸點(diǎn)、初留點(diǎn)及び沸騰範(fàn)囲

267℃ (HSDB (Access on May 2019))

可燃性

可燃性 (ICSC (1997))

爆発下限界及び爆発上限界/可燃限界

該當(dāng)しない

引火點(diǎn)

該當(dāng)しない

自然発火點(diǎn)

該當(dāng)しない

分解溫度

データなし

pH

9 (20℃) (GESTIS(Access on May 2019))

動(dòng)粘性率

データなし

溶解度

水: 4 g/100 mL (25℃) (ICSC (1997)) アルコール、クロロホルムに可溶 (HSDB (Access on May 2019))

n-オクタノール/水分配係數(shù)

log Kow = -0.25 (HSDB (Access on May 2019))

蒸気圧

< 1 mmHg (21℃) (HSDB (Access on May 2019))

密度及び/又は相対密度

1.1 (水 = 1) (ICSC (1997))

相対ガス密度

該當(dāng)しない

粒子特性

データなし

10. 安定性及び反応性

10.1 反応性

データなし

10.2 化學(xué)的安定性

推奨保管條件下では安定。

10.3 危険有害反応可能性

データなし

10.4 避けるべき條件

データなし

10.5 混觸危険物質(zhì)

酸, 酸塩化物, 酸無(wú)水物, クロロギ酸エステル, 強(qiáng)酸化剤

10.6 危険有害な分解生成物

火災(zāi)の場(chǎng)合:項(xiàng)目5を參照

11. 有害性情報(bào)

急性毒性

経口
【分類根拠】 (1)、(2) より、區(qū)分3とした。
【根拠データ】 (1) ラットのLD50:80 mg/kg (DFGOT vol.6 (1994)、PATTY (6th, 2012)、環(huán)境省リスク評(píng)価第3巻 (2004)) (2) ラットのLD50:98 mg/kg (DFGOT vol.6 (1994))
経皮
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。分類JISの改訂及び情報(bào)源の見(jiàn)直しにより、分類結(jié)果を変更した。
【參考データ等】 (1) ウサギに5,000 mg/kgの本物質(zhì)を24時(shí)間適用で死亡がみられたとの報(bào)告がある (ACGIH (7th, 2001))。
吸入: ガス
【分類根拠】 GHSの定義における固體であり、ガイダンスにおける分類対象外に相當(dāng)し、區(qū)分に該當(dāng)しない。
吸入: 蒸気
【分類根拠】 データ不足のため分類できない。
吸入: 粉じん及びミスト
【分類根拠】 (1) より、區(qū)分3とした。
【根拠データ】 (1) ラットのLC50 (4時(shí)間、エアロゾル):0.92 mg/L (環(huán)境省リスク評(píng)価第3巻(2004)、REACH登録情報(bào) (Access on June 2019))

皮膚腐食性及び皮膚刺激性

【分類根拠】 (1) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。舊分類では原體ではなく、溶液等の調(diào)製物の結(jié)果から分類していたため不適切と判斷したことにより、分類結(jié)果が変更となった。
【根拠データ】 (1) ウサギに原體500 mgを投與した試験 (24時(shí)間適用) において非刺激性 (non irritant) と報(bào)告されている (BUA 97 (1992))。
【參考データ等】 (2) 本物質(zhì)の50%親水軟膏を5人のボランティアに投與し、軽度の刺激を認(rèn)めたと報(bào)告されている (DFGOT vol.6 (1994))。 (3) 皮膚の所見(jiàn)に関しては、接觸の濃度と接觸時(shí)間によって非刺激から中程度刺激まで変動(dòng)する50%懸濁液を用いたウサギの皮膚の試験は明確な反応を明らかにしたが、ヒトの皮膚への刺激は軽度であった。これらの知見(jiàn)に基づいて、本物質(zhì)は眼に対して中程度の刺激性、皮膚には軽度刺激性と評(píng)価された (GESTIS (Access on May 2019))。

眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性

【分類根拠】 (1) より、區(qū)分2Bとした。
【根拠データ】 (1) ウサギに原體を投與したドレイズ法で軽度刺激性 (slightly irritant) と報(bào)告されている (BUA 97 (1992))。
【參考データ等】 (2) ウサギに30 mgを投與した試験で結(jié)膜の発赤及び浮腫、角膜混濁を認(rèn)めるが、7日以內(nèi)に回復(fù)したと報(bào)告されている(BUA 97 (1992))。 (3) EU-CLP分類でEye Irrit. 2 (H319) に分類されている (EU CLP分類 (Access on July 2019))。 (4) ウサギの眼への固形物または飽和溶液の適用は明らかな刺激を引き起こしたが、希釈液 (2.5%) は刺激性を示さなかった (GESTIS (Access on May 2019))。

呼吸器感作性

【分類根拠】 (1) より、區(qū)分1とした。
【根拠データ】 (1) 本物質(zhì)は皮膚及び呼吸器に対して強(qiáng)い感作性物質(zhì)であり、喘息を誘発する恐れがあるとの記載がある (PATTY (6th. 2012))。

皮膚感作性

【分類根拠】 (1)~(4) より、區(qū)分1Aとした。
【根拠データ】 (1) ?本産業(yè)衛(wèi)?學(xué)會(huì)により、感作性物質(zhì) (皮膚:1群) に分類されている (産衛(wèi)誌52巻 (2010))。 (2) ヒトでの感作性試験 (repeated insult patch test) において陽(yáng)性率100%と報(bào)告されている (DFGOT vol.14 (2000))。 (3) 複數(shù)のモルモット皮膚感作性試験において陽(yáng)性率100%と報(bào)告されている (DFGOT vol.6 (1994))。 (4) マウス局所リンパ節(jié)試験 (LLNA) においてEC3が2以下 (0.06%及び 0.20%) と報(bào)告されている (SCCS (2012))。
【參考データ等】 (5) EU-CLP分類でSkin Sens. 1 (H317) に分類されている (EU CLP分類 (Access on July 2019))。

生殖細(xì)胞変異原性

【分類根拠】 (1) より、証拠の重み付けに基づき、ガイダンスにおける分類できないに相當(dāng)し、區(qū)分に該當(dāng)しない。
【根拠データ】 (1) In vivoではラット及びマウスの優(yōu)性致死試験及びラットの相互転座試験、ラット及びマウスの小核試験、ならびにラットの肝不定期合成DNA試験で陰性の報(bào)告がある (DFGOT vol.6 (1994)、ACGIH (7th, 2001)、IARC 16 (1978)、SCCS (2012))。 (2) in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験、マウスリンフォーマTK試験、染色體異常試験及びDNA損傷試験で陽(yáng)性、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞のHPRT試験、ヒト末梢血リンパ球の小核試験で陰性の報(bào)告がある (IARC 16 (1978)、ACGIH (7th, 2001)、DFGOT vol.6 (1994)、SCCS (2012)、PATTY (6th, 2012)、産衛(wèi)學(xué)會(huì)許容濃度の提案理由書(shū) (1997))。

発がん性

【分類根拠】 (1) の既存分類結(jié)果から、 ガイダンスに従い分類できないとした。
【根拠データ】 (1) 國(guó)內(nèi)外の分類機(jī)関による既存分類では、IARCがグループ3 (IARC Suppl.7 (1987))、ACGIHがA4 (ACGIH (7th, 2001)) に分類している。
【參考データ等】 (2) 本物質(zhì)の二塩酸塩 (CAS番號(hào) 624-18-0) をラット及びマウスに2年間混餌投與した発がん性試験で、両動(dòng)物種雌雄とも統(tǒng)計(jì)學(xué)的に有意な腫瘍の発生は認(rèn)められなかった(NTP TR174 (1979))。 (3) ラットに本物質(zhì)を8ヵ月間経口投與した試験で、腫瘍の発生は認(rèn)められなかった (IARC 16 (1978))。 (4) マウスに本物質(zhì)のアセトン溶液を120~130週間経皮投與した試験で、腫瘍の発生は認(rèn)められなかった (DFGOT vol.6 (1994)、ACGIH (7th, 2001))。

生殖毒性

【分類根拠】 (1)、(2) より、発生毒性については、軽微な影響がみられるにすぎず區(qū)分に該當(dāng)しないが、性機(jī)能及び生殖能に関する情報(bào)はなく、データ不足で分類できない。
【根拠データ】 (1) 雌ラットの妊娠6~19日に強(qiáng)制経口投與した発生毒性試験 (OECD TG 414) において、骨化遅延がみられた (SCCS (2012))。 (2) 雌ラットの妊娠6~15日に強(qiáng)制経口投與した発生毒性試験において、母動(dòng)物毒性 (體重増加抑制、摂餌量減少、死亡) がみられたが、催奇形性、胚/胎児毒性はみられていない (SCCS (2012)、ACGIH (7th, 2001))。
【參考データ等】 (3) 雌マウスの妊娠5~7日、8~10日又は11~14日に皮下投與した試験において、催奇形性はみられていない (SCCS (2012))。

特定標(biāo)的臓器毒性 (単回ばく露)

【分類根拠】 ヒトでは(1) 及び (2) を代表例として、本物質(zhì)の単回経口摂取により橫紋筋融解癥と腎不全を生じた例が複數(shù)報(bào)告されている。また、(3) で本物質(zhì)を主成分とする染毛剤を事故又は意図的に経口摂取したヒトに心筋炎がみられた癥例がある。実験動(dòng)物でも、(4) のマウスの試験では、區(qū)分1範(fàn)囲の用量で筋肉への影響と、血中クレアチンホスホキナーゼ (CPK) 活性増加がみられている。以上より、區(qū)分1 (心臓、腎臓、筋肉) とした。
【根拠データ】 (1) 本物質(zhì)5,000 mg (70 mg/kg) を経口摂取した40歳男性が、呼吸困難、顔面と舌の浮腫を示した後に、橫紋筋融解癥、血中のLDH、AST、ALT活性増加、急性腎不全、赤褐色尿を生じた(DFGOT vol.6 (1994))。 (2) 本物質(zhì)の水溶液カップ1杯を誤飲した50歳男性が、腹痛、顔面浮腫、呼吸困難を示した後に、橫紋筋融解癥、血中のLDH、AST、CPK、アルドラーゼ活性増加、急性腎不全、濃褐色尿を生じた (DFGOT vol.6 (1994))。 (3) ヒトでは本物質(zhì)を主成分とする染毛剤の事故又は意図的な経口摂取後に、血管神経浮腫、橫紋筋融解癥、腎不全がみられた癥例や、心筋炎がみられた癥例が報(bào)告されている (SCCS (2012))。 (4) マウスに本物質(zhì)35、70 mg/kgを経鼻胃管投與した試験で、血中CPK活性の有意な増加および骨格筋微細(xì)線維の壊死がみられた (DFGOT vol.6 (1994))。

特定標(biāo)的臓器毒性 (反復(fù)ばく露)

【參考データ等】 (4) 本物質(zhì)及び本物質(zhì)の誘導(dǎo)體は筋毒性を引き起こす可能性があることがよく知られている (SCCS (2012))。 (5) ヒトに関する情報(bào)として、本物質(zhì)を含む市販の染毛剤を定期的に使用していた51歳の女性で肝腫大と脾臓の肥大が見(jiàn)られ、入院後死亡までの11週間に進(jìn)行性神経障害を発癥したとの報(bào)告 (IARC 16 (1978)、ACGIH (7th, 2001))、本物質(zhì)を含む染毛剤を使用し消化器と神経癥狀が観察されたとの報(bào)告 (ACGIH (7th, 2001))、本物質(zhì)を含む染毛剤の5年間に亙る職業(yè)ばく露を受けた作業(yè)者が黃疸と肝臓の亜急性萎縮により死亡したとの報(bào)告 (ACGIH (7th, 2001)) 等がある。
【分類根拠】 (1)~(3) より、実験動(dòng)物において區(qū)分1の範(fàn)囲で心臓、筋肉への影響がみられていることから、區(qū)分1 (心臓、筋肉) とした。なお、舊分類の分類根拠のうち原因物質(zhì)が不明確 (混合物) であるものを除き、新たな情報(bào)源の情報(bào)を加えて検討した結(jié)果、舊分類から分類結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1) ラットに本物質(zhì)5~40 mg/kg/dayを14日間経口投與した結(jié)果、5 mg/kg/day (90日換算値: 0.8 mg/kg/day、區(qū)分1の範(fàn)囲) 以上でLDH活性増加、10 mg/kg/day (90日換算値: 1.6 mg/kg/day、區(qū)分1の範(fàn)囲) 以上でALT、AST、クレアチンホスホキナーゼ活性の増加、甲狀腺重量増加、40 mg/kg/day (90日換算値: 6.2 mg/kg/day、區(qū)分1の範(fàn)囲) で肝臓重量増加、骨格筋のわずかな筋肉変性がみられた (SCCS (2012))。 (2) ラットに本物質(zhì)2~16 mg/kg/dayを13週間経口投與した結(jié)果、8 mg/kg/day (區(qū)分1の範(fàn)囲) 以上で肝臓及び腎臓重量増加が、16 mg/kg/day (區(qū)分2の範(fàn)囲) で骨格筋のわずかな筋肉変性がみられた (環(huán)境省リスク評(píng)価第3巻:暫定的有害性評(píng)価シート (2004)、SCCS (2012))。 (3) ウサギに本物質(zhì)10 mg/kg/day (區(qū)分1の範(fàn)囲) を90日間経口投與した結(jié)果、心筋実質(zhì)の変化 (浮腫、筋線維の膨化、細(xì)胞質(zhì)の均質(zhì)化、橫紋の消失) が認(rèn)められた (ACGIH (7th, 2001))。

誤えん有害性*

【分類根拠】 データ不足のため分類できない。

* JIS Z7252の改訂により吸引性呼吸器有害性から項(xiàng)目名が変更となった。

12. 環(huán)境影響情報(bào)

12.1 生態(tài)毒性

魚(yú)毒性
流水式試験 LC50 - Oncorhynchus mykiss (ニジマス) - 3.9 mg/l - 96 h
(OECD 試験ガイドライン 203)
ミジンコ等の水生無(wú)脊
半靜止試験 EC50 - Daphnia magna (オオミジンコ) - 0.33 mg/l - 48 h
椎動(dòng)物に対する毒性
(OECD 試験ガイドライン 202)
藻類に対する毒性
止水式試験 EC50 - Pseudokirchneriella subcapitata - 0.27 mg/l - 72 h
(OECD 試験ガイドライン 201)
微生物毒性
呼吸抑制 EC50 - スラッジ処理 - 13.4 mg/l - 3 h
(OECD 試験ガイドライン 209)

12.2 殘留性?分解性

生分解性
好気性 - 曝露時(shí)間 28 d
結(jié)果: 30 % - 易分解性ではない。
(OECD 試験ガイドライン 301D)

12.3 生體蓄積性

データなし

12.4 土壌中の移動(dòng)性

データなし

12.5 PBT および vPvB の評(píng)価結(jié)果

化學(xué)物質(zhì)安全性評(píng)価が必要ではない/行っていないため、PBT/vPvB評(píng)価データはない。

13. 廃棄上の注意

13.1 廃棄物処理方法

製品
免許を有する廃棄物処理業(yè)者に、余剰物で再使用不可の溶液として処理を依頼する。 可燃性溶剤に溶解または混合し、アフターバーナーとスクラバーが備えられた化學(xué)焼卻爐で焼卻する。汚染容器及び包裝製品入り容器と同様に処分する。

14. 輸送上の注意

14.1 國(guó)連番號(hào)

ADR/RID (陸上規(guī)制): 1673    IMDG (海上規(guī)制): 1673    IATA-DGR (航空規(guī)制): 1673

14.2 國(guó)連輸送名

IATA-DGR (航空規(guī)制): Phenylenediamines
IMDG (海上規(guī)制): PHENYLENEDIAMINES
ADR/RID (陸上規(guī)制): PHENYLENEDIAMINES

14.3 輸送危険有害性クラス

ADR/RID (陸上規(guī)制): 6.1    IMDG (海上規(guī)制): 6.1    IATA-DGR (航空規(guī)制): 6.1

14.4 容器等級(jí)

ADR/RID (陸上規(guī)制): III IMDG (海上規(guī)制): III IATA-DGR (航空規(guī)制): III

14.5 環(huán)境危険有害性

該當(dāng)
ADR/RID: 該當(dāng) IMDG 海洋汚染物質(zhì)(該當(dāng)?非該當(dāng)): IATA-DGR (航空規(guī)制): 非該當(dāng)

14.6 特別の安全対策

なし

14.7 混觸危険物質(zhì)

酸, 酸塩化物, 酸無(wú)水物, クロロギ酸エステル, 強(qiáng)酸化剤

15. 適用法令

労働基準(zhǔn)法

疾病化學(xué)物質(zhì)(法第75條第2項(xiàng)、施行規(guī)則第35條別表第1の2第4號(hào)1)【パラ-フェニレンジアミン】

労働安全衛(wèi)生法

変異原性が認(rèn)められた既存化學(xué)物質(zhì)(法第57條の5、労働基準(zhǔn)局長(zhǎng)通達(dá))【181 p-フェニレンジアミン】 名稱等を表示すべき危険物及び有害物(法第57條第1項(xiàng)、施行令第18條第1號(hào)、第2號(hào)別表第9)【472 フェニレンジアミン】 名稱等を通知すべき危険物及び有害物(法第57條の2、施行令第18條の2第1號(hào)、第2號(hào)別表第9)【472 フェニレンジアミン】 危険性又は有害性等を調(diào)査すべき物(法第57條の3)

化學(xué)物質(zhì)排出把握管理促進(jìn)法 (PRTR法)

第1種指定化學(xué)物質(zhì)(法第2條第2項(xiàng)、施行令第1條別表第1)【348 フェニレンジアミン】

毒物及び劇物取締法

劇物(法第2條別表第2)【67 パラフエニレンジアミン】 劇物(指定令第2條)【84 フエニレンジアミン及びその塩類】

道路法

車両の通行の制限(施行令第19條の13、(獨(dú))日本高速道路保有?債務(wù)返済機(jī)構(gòu)公示第12號(hào)?別表第2)【3 パラフェニレンジアミン】

航空法

毒物類?毒物(施行規(guī)則第194條危険物告示別表第1)【【國(guó)連番號(hào)】1673 フェニレンジアミン】

船舶安全法

毒物類?毒物(危規(guī)則第3條危険物告示別表第1)【【國(guó)連番號(hào)】1673 フェニレンジアミン】

大気汚染防止法

有害大気汚染物質(zhì)に該當(dāng)する可能性がある物質(zhì)(中央環(huán)境審議會(huì)第9次答申)【183 フェニレンジアミン】

16. その他の情報(bào)

略語(yǔ)と頭字語(yǔ)

TWA: 時(shí)間加重平均
STEL: 短期暴露限度
RID: 鉄道による危険物の國(guó)際運(yùn)送に関する規(guī)則
LD50: 致死量 50%
LC50: 致死濃度 50%
IMDG: 國(guó)際海上危険物
IATA:國(guó)際航空運(yùn)送協(xié)會(huì)
EC50: 有効濃度 50%
CAS: ケミカルアブストラクトサービス
ADR: 道路による危険物の國(guó)際輸送に関する歐州協(xié)定

參考文獻(xiàn)

【1】労働安全衛(wèi)生法 ウェブサイト https://www.mhlw.go.jp
【2】化學(xué)物質(zhì)審査規(guī)制法(化審法)https://www.env.go.jp
【3】化學(xué)物質(zhì)排出把握管理促進(jìn)法(PRTR法) https://www.chemicoco.env.go.jp
【4】NITE化學(xué)物質(zhì)総合情報(bào)提供システム (NITE-CHRIP)https://www.nite.go.jp/
【5】カメオケミカルズ公式サイト http://cameochemicals.noaa.gov/search/simple
【6】ChemIDplus、ウェブサイト http://chem.sis.nlm.nih.gov/chemidplus/chemidlite.jsp
【7】ECHA - 歐州化學(xué)物質(zhì)庁、ウェブサイト https://echa.europa.eu/
【8】eChemPortal - OECD 化學(xué)物質(zhì)情報(bào)グローバルポータル、ウェブサイトhttp://www.echemportal.org/echemportal/index?pageID=0&request_locale=en
【9】ERG - 米國(guó)運(yùn)輸省による緊急対応ガイドブック、ウェブサイトhttp://www.phmsa.dot.gov/hazmat/library/erg
【10】有害物質(zhì)に関するドイツ GESTIS データベース、ウェブサイトhttp://www.dguv.de/ifa/gestis/gestis-stoffdatenbank/index-2.jsp
【11】HSDB - 有害物質(zhì)データバンク、ウェブサイト https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/hsdb.htm
【12】IARC - 國(guó)際がん研究機(jī)関、ウェブサイト http://www.iarc.fr/
【13】IPCS - The International Chemical Safety Cards (ICSC)、ウェブサイトhttp://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.home
【14】Sigma-Aldrich、ウェブサイト https://www.sigmaaldrich.com/
免責(zé)事項(xiàng):

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