急性毒性
経口
GHS分類: 分類できない データ不足ため分類できない。
経皮
GHS分類: 分類できない データ不足ため分類できない。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない データ不足ため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。なお、ラットを用いた皮膚刺激性試験において軽度の刺激性がみられたとの報告があるが (PATTY (6th, 2012))、適用時間等の詳細(xì)が不明であるため區(qū)分に用いるには不十分なデータと判斷した。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
生殖細(xì)胞変異原性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。すなわち、in vivoデータはなく、in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験で陰性である (NTP DB (2015))。
発がん性
GHS分類: 分類できない 本物質(zhì)粉じんに吸入ばく露された作業(yè)者を?qū)澫螭趣筏恳邔W(xué)研究が多く報告されており、総粉じん (1~6 μmの粒子が4.5~30%) として測定した作業(yè)環(huán)境濃度測定時の60%以上が10 mg/m3を超える環(huán)境下で5年以上ばく露された作業(yè)者では、X線検査で良性のじん肺癥が診斷され、また吸入性粉じんとして10 (mg/m3 x年) の濃度で本物質(zhì)の粒子にばく露された作業(yè)者に、軽度のじん肺癥 (X線検査による診斷)、呼吸器癥狀、及び肺機(jī)能の軽度低下がみられたとの記述がある (ACGIH (7th, 2008)) が、本物質(zhì)ばく露による呼吸器系腫瘍の増加を明確に示した報告はない。実験動物でも、ラット、モルモット、又はサルに本物質(zhì) (粒子の90%が粒徑1.5 μm以下) を13 mg/m3の濃度で22ヶ月間吸入ばく露 (6時間/日、5日/週) した結(jié)果、いずれの動物種でも、肺に腫瘍発生はなく、肺胞マクロファージ內(nèi)に本物質(zhì)粒子の存在が確認(rèn)されたのみであった (ACGIH (7th, 2008))。以上より、ACGIHはA4に分類している。また、IARCではグループ3に分類されている (IARC vol. 19, Suppl. 7 (1987))。よって、本評価においても本項は、分類できないとした。
生殖毒性
GHS分類: 分類できない ACGIH (7th, 2008) に職業(yè)的に本物質(zhì)にばく露されたフィンランドの女性作業(yè)者に自然流産のリスクの増加はみられなかったとする報告と、本物質(zhì)を扱う作業(yè)に従事したノルウェー、及びスウェーデンの女性作業(yè)者を?qū)澫螭趣筏堪Y例対照研究において、死産、又は生後死亡児、奇形児、低體重児を出産した癥例のオッズ比の増加 (2.3, 95%信頼區(qū)間: 1.0~5.1) がみられたとする報告が掲載されているが、その他、本物質(zhì)ばく露によるヒトの生殖影響に関する報告はなく、実験動物の生殖発生毒性に関する情報もない (ACGIH (7th, 2008)、DFGOT vol. 2 (1991)、PATTY (6th, 2012)、HSDB (2015))。よって、データ不足のため分類できない。
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
GHS分類: 區(qū)分3 (気道刺激性) 本物質(zhì) (粉じん) は気道刺激性がある (HSDB (2015)) ことから、區(qū)分3 (気道刺激性) とした。
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
GHS分類: 區(qū)分1 (呼吸器) ヒトにおいては、本物質(zhì)粉じんに吸入ばく露された作業(yè)者を?qū)澫螭趣筏恳邔W(xué)研究において、総粉じん (1~6 μmの粒子が4.5~30%) として測定した作業(yè)環(huán)境濃度測定時の60%以上が10 mg/m3を超える環(huán)境下で5年以上ばく露された作業(yè)者では、X線検査で良性のじん肺癥が診斷され、また吸入性粉じんとして、累積ばく露10 (mg/m3 x年) の濃度で本物質(zhì)の粒子にばく露された作業(yè)者に、軽度のじん肺癥 (X線検査による診斷)、呼吸器癥狀、及び肺機(jī)能の軽度低下がみられたとの記述がある (ACGIH (7th, 2008))。 実験動物では、ラット、モルモット、サルを用いた22ヶ月間の吸入ばく露試験 (平均粒徑1.2 μm) において、13 mg/m3 (0.013 mg/L) でマクロファージによるPVCの貪食、良性の塵肺癥 (線維化、炎癥、肺機(jī)能の欠損、がんはみられていない) との報告、ラットを用いた15週間~8ヶ月間の吸入毒性試験 (平均粒徑1.31μm、1.7μm) において、8~12 mg/m3 (0.008~0.012 mg/L) でマクロファージによるPVCの貪食、肺胞中隔の肥厚、結(jié)合組織の増生を含む軽度の間質(zhì)の炎癥、肺のリンパ節(jié)に小結(jié)節(jié)形成で特徴付けられる肉芽腫巣が報告されている。経口経路では、ラットを用いた2年間反復(fù)経口投與毒性試験において有意な影響はみられていないとの報告がある。なお、ラットを用いた飲水投與毒性試験において10ヶ月後に胃粘膜の過形成がみられたとの報告もあるが投與期間、投與量等についての記載がない (ACGIH (7th, 2008)。動物実験での肺での所見は、區(qū)分1の範(fàn)囲內(nèi)であった。 以上のように、本物質(zhì)の粉塵の吸入ばく露による影響について、ヒトでは良性のじん肺癥、呼吸器癥狀及び軽度の肺機(jī)能の低下の報告があり、吸入性サイズの粉じんを用いた実験動物では區(qū)分1の範(fàn)囲で肺への影響が報告されていること、それに基づきACGIH (7th, 2008) では吸入性サイズの畫分について1 mg/m3の許容濃度 (TLV) が勧告されていることから、區(qū)分1 (呼吸器) とした。
吸引性呼吸器有害性
GHS分類: 分類できない デ-タ不足のため分類できない。