急性毒性
経口
ラットLD50値 138 mg/kg (BUA Report 225 (2000))。(GHS分類:區(qū)分3)
経皮
データなし。(GHS分類:分類できない)
吸入
吸入(粉じん?ミスト): データなし。(GHS分類:分類できない)
吸入(蒸気): データなし。(GHS分類:分類できない)
吸入(ガス): GHSの定義における固體である。(GHS分類:分類対象外)
皮膚腐食性?刺激性
ウサギ3匹に生理食塩水でペースト狀にした試験物質(zhì)500 mgを4時間適用した試験(OECD TG 404)で、パッチ除去後1時間~3日に1匹が軽微な紅斑と浮腫、2匹目が中等度の紅斑と浮腫、殘りの1匹が重度の紅斑と中等度の浮腫を示し、刺激癥狀はパッチ除去7日後には全て回復(fù)し、軽度の刺激性(slightly irritating)と評価された(BUA Report 225 (2000))が、3匹のうち2匹でパッチ除去後1時間~3日において中等度以上の紅斑が認(rèn)められている。(GHS分類:區(qū)分2)
眼に対する重篤な損傷?刺激性
ウサギの結(jié)膜嚢に試験物質(zhì)100 mgを適用した眼刺激性試験(GECD TG 405.)で、適用1~7時間後に重度の結(jié)膜の発赤と浮腫に加え角膜混濁が認(rèn)められた。癥狀の消失は非常に緩やかであったが、21日後には回復(fù)し、眼に刺激性あり(irritating to th eye)との評価(BUA Report 225 (2000))。(GHS分類:區(qū)分2A)
呼吸器感作性又は皮膚感作性
皮膚感作性:ヒトで本物質(zhì)による接觸アレルギー性皮膚炎の誘発は、多數(shù)の癥例報告とともに患者や健常被験者を用いたパッチテストでの陽性報告もある(BUA Report 225 (2000)、HSDB (2006))。また、モルモットのマキシマイゼーション試験において、最初の惹起で陽性率60~80%、再惹起で陽性率80%と動物で高率の感作が見られ、本物質(zhì)は強(qiáng)い感作性を有すると結(jié)論された(BUA Report 225 (2000))。さらに、本物質(zhì)は切削油剤、塗料、接著剤などで防腐剤として、また、皮革の防腐剤として使用され、理髪師や製靴業(yè)者に接觸皮膚炎を起こす可能性があり、皮膚感作性物質(zhì)として掲載されている(Contact Dermatitis (Frosch) (4th, 2006))。(GHS分類:區(qū)分1)
呼吸器感作性:データなし。(GHS分類:分類できない)
生殖細(xì)胞変異原性
マウスの腹腔內(nèi)投與による優(yōu)性致死試験(生殖細(xì)胞 in vivo 経世代変異原性試験)、チャイニーズハムスターの経口投與による精原細(xì)胞および骨髄を用いた染色體異常試験(生殖細(xì)胞および體細(xì)胞 in vivo 変異原性試験)、マウスに経口投與による骨髄を用いた小核試験(體細(xì)胞 in vivo 変異原性試験)の各試験において、いずれも陰性結(jié)果が報告されている(BUA Report 225 (2000))。なお、in vitro 試験では、Ames試験で陰性(BUA Report 225 (2000))。(GHS分類:區(qū)分外)
発がん性
データなし。(GHS分類:分類できない)
生殖毒性
2系統(tǒng)(CDおよびBDIX)のラットを用い、妊娠13、14日目に50 mg/kgを皮下投與した試験で、出生前の仔の発生に及ぼす影響は見られなかったが、2系統(tǒng)共に出生後に仔の約半數(shù)に死亡をもたらしたと報告されている(BUA Report 225 (2000))ことに加え、EUではGHS Repro cat. 2としていることから區(qū)分2とした。なお、ラットの妊娠、7,11,12日目に20mg/kgを腹腔內(nèi)投與した試験において、仔への影響は認(rèn)められない(BUA Report 225 (2000))との報告もある。また、カナダでは本物質(zhì)は2009年に使用禁止となっており、再度市場に出す場合は評価が必要としている。(GHS分類:區(qū)分2)
特定標(biāo)的臓器?全身毒性(単回ばく露)
データなし。(GHS分類:分類できない)
特定標(biāo)的臓器?全身毒性(反復(fù)ばく露)
ラットを用いた3ヵ月混餌投與による2件の試験において、いずれも最高用量の50 mg/kg/day以上で精巣重量の有意な低下と精子形成能の障害が報告されている(BUA Report 225 (2000))が、別に生殖毒性の項で有害性として分類されているので分類対象としなかった。その他の影響については悪影響の報告はなく、ガイダンス値範(fàn)囲上限(100 mg/kg/day)またはそれ以上の用量での影響は不明である。また、ウサギを用いた30日間経皮投與試験において、100 mg/kg/day(90日換算:33.3 mg/kg/day)以上で肝臓と心臓の脂肪浸潤、脾臓のヘモジデリン沈著が報告されている(BUA Report 225 (2000))が、血液等の検査で影響が見られず、病理學(xué)的変化の程度および意義の詳細(xì)不明。(GHS分類:分類できない)
吸引性呼吸器有害性
データなし。(GHS分類:分類できない)