急性毒性
経口
ラットのLD50値として3件のデータ(>2000 mg/kg、>4600 mg/kg、>5000 mg/kg)(IUCLID (2000)ga)がある。GHS分類:區(qū)分外(國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分5または區(qū)分外) 急性毒性(経口) 區(qū)分外
経皮
ラットのLD50値は>2400 mg/kg、およびウサギのLD50値は>4640 mg/kg(IUCLID (2000))である。GHS分類:區(qū)分外(國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分5または區(qū)分外) 急性毒性(経皮) 區(qū)分外
吸入:ガス
GHSの定義における液體である。GHS分類:分類対象外 急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外
吸入:蒸気
ラットのLC50値は>12.17 mg/L/4h = 1003 ppm/4h(IUCLID (2000))と報(bào)告されている。なお、試験濃度(12.17 mg/L)が飽和蒸気圧濃度(16.76 mg/L)の90%より低いので、ミストがほとんど混在しない蒸気として気體の基準(zhǔn)値を適用した。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
吸入:粉じん及びミスト
ラットのLC50値は>17.6 mg/L/1h = 4.4 mg/L/4h(IUCLID (2000))と報(bào)告されている。なお、試験濃度(17.6 mg/L)が飽和蒸気圧濃度(16.76 mg/L)より高いのでミストによる試験とみなした。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない
皮膚腐食性及び刺激性
ウサギの耳介皮膚に試験物質(zhì)500 μLを24時間にわたり半閉塞適用した試験で刺激性なし(not irritating)の結(jié)果(IUCLID (2000))、さらにウサギを用いた別の試験で軽度の刺激性(slightly irritating)との結(jié)果(IUCLID (2000))がある。GHS分類:區(qū)分外(國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分3または區(qū)分外) 皮膚腐食性/刺激性 區(qū)分外
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
ウサギを用いた2件の試験において、いずれも刺激性なし(not irritating)とする報(bào)告(IUCLID (2000))がある。GHS分類:區(qū)分外 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 區(qū)分外
呼吸器感作性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
皮膚感作性
50人の被験者によるヒトでの皮膚感作性試験(Repeated insult patch test)において感作性なし(not sensitizing)との結(jié)果(IUCLID (2000))およびモルモットのマキシマイゼーション試験でも感作性なし(not sensitizing)との結(jié)果(IUCLID (2000))が得られている。GHS分類:分類できない 皮膚感作性 分類できない
生殖細(xì)胞変異原性
ラットを用いた優(yōu)性致死試験(生殖細(xì)胞in vivo経世代変異原性試験)で陰性の報(bào)告(IUCLID (2000))に加え、ラットに5日間の吸入ばく露による染色體異常試験(in vivo変異原性試験)での陰性結(jié)果(HSDB (2006))もある。なお、in vitro試験として、エームス試験、CHO細(xì)胞を用いた染色體異常試験、およびマウスリンパ腫L5178Y細(xì)胞を用いた遺伝子突然変異試験でいずれも陰性(IUCLID (2000))の報(bào)告がある。GHS分類:區(qū)分外 生殖細(xì)胞変異原性 區(qū)分外
発がん性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
生殖毒性
ラット雌雄に対して少なくとも交配70日前から交配期間、雌には妊娠期間、授乳期間を通じて吸入ばく露した試験において、F0およびF1世代とも分娩時間の延長、難産、平均同腹仔數(shù)および平均出生仔數(shù)の減少が認(rèn)められた(HSDB (2006))。また、雌ラットに交配1ヵ月前から妊娠期間中吸入ばく露した試験では、著床痕數(shù)および生存仔數(shù)の減少、著床前および著床後の胚損失率の増加、黃體數(shù)の減少が見られ(HSDB (2006))、生殖への悪影響の報(bào)告に基づき、親動物での一般毒性として同用量で摂餌量低下と體重増加抑制が報(bào)告されている(IUCLID (2000))。なお、雄ラットに交配前から交配期間を通じて吸入ばく露し、未ばく露の雌と交配した試験では、交配成立までの時間、交尾率、受胎率、妊娠期間、分娩期間などの生殖指標(biāo)に悪影響がなかったので、上記の生殖毒性は雌のばく露に因るもの(HSDB (2006))と述べられている。また、EC(CLP/GHS)ではRepr. Cat. 3; R62に分類されている(EC-JRC (ESIS) (2008))。GHS分類:區(qū)分2 生殖毒性 區(qū)分2
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
ラットに2000 mg/kg/dayを28日間経口投與により、雌で體重増加抑制と摂餌量低下を示したが、剖検時の肉眼所見で異常はなかった(IUCLID (2000))との報(bào)告がある。また、ラットに25~1600 mg/kg/dayを14日間経口投與により、體重増加抑制、肝重量の増加が見られたが、その他の影響については言及されていない(IUCLID (2000))との報(bào)告がある。また、ラットに13週間吸入(蒸気)ばく露した3件の試験における報(bào)告があり、それらに共通の所見は肝重量の増加である。その他に卵巣重量増加など雌の生殖器系への影響、肺における炎癥変化などが観察された(HSDB (2006))との報(bào)告もある。が、いずれも500~900 ppm(6~11 mg/L)以上のガイダンス値の上限(1 mg/L)を超えた濃度においてである。さらにウサギに3週間の経皮投與試験では最高用量960 mg/kg/day(90日換算:221 mg/kg/day)で何ら毒性影響を示す所見はないとの報(bào)告がある(IUCLID (2000))。以上より経口、吸入および経皮の3経路のいずれも區(qū)分外となることから、特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)暴露)の分類はGSH分類:區(qū)分外 特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)暴露) 區(qū)分外
吸引性呼吸器有害性
データなし。GHS分類:分類できない 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない