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安全データシート

五酸化バナジウム

改訂日:2024-01-24版番號(hào):1

1. 化學(xué)品及び會(huì)社情報(bào)

製品識(shí)別子

  • 製品名: 五酸化バナジウム
  • CB番號(hào): CB7265055
  • CAS: 1314-62-1
  • EINECS番號(hào): 215-239-8
  • 同義語(yǔ): 五酸化バナジウム,五酸化二バナジウム

物質(zhì)または混合物の関連する特定された用途、および推奨されない用途

  • 関連する特定用途: 合金鉄原料が主、觸媒?感溫半導(dǎo)體?バナジウム化合物原料 (NITE-CHRIPより引用)
  • 推奨されない用途: なし

會(huì)社ID

  • 會(huì)社名:Chemicalbook
  • 住所:北京市海淀區(qū)上地十街匯煌國(guó)際1號(hào)棟
  • 電話(huà):400-158-6606

2. 危険有害性の要約

GHS分類(lèi)

分類(lèi)実施日(物化危険性及び健康有害性)
R4.3.15、政府向けGHS分類(lèi)ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver2.0))を使用
物理化學(xué)的危険性
-
健康に対する有害性
急性毒性(経口)   區(qū)分3
急性毒性(吸入:粉塵、ミスト)   區(qū)分2
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性   區(qū)分1
生殖細(xì)胞変異原性   區(qū)分2
発がん性   區(qū)分1B
生殖毒性   區(qū)分2
特定標(biāo)的臓器毒性 (単回ばく露)   區(qū)分1(呼吸器、肝臓、腎臓)
特定標(biāo)的臓器毒性 (反復(fù)ばく露)   區(qū)分1(呼吸器)
分類(lèi)実施日(環(huán)境有害性)
ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014)
環(huán)境に対する有害性
水生環(huán)境有害性 短期(急性)   區(qū)分2
水生環(huán)境有害性 長(zhǎng)期(慢性)   區(qū)分1

2.2 注意書(shū)きも含むGHSラベル要素

絵表示
GHS05GHS07GHS08GHS09
注意喚起語(yǔ)
危険
危険有害性情報(bào)
H302 + H332 飲み込んだ場(chǎng)合や吸入した場(chǎng)合は有害。
H318 重篤な眼の損傷。
H335 呼吸器への刺激のおそれ。
H341 遺伝性疾患のおそれの疑い。
H361 生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い。
H372 長(zhǎng)期にわたる、又は反復(fù)ばく露(吸入)による臓器 (気道) の障害。
H400 水生生物に非常に強(qiáng)い毒性。
H411 長(zhǎng)期継続的影響によって水生生物に毒性。
注意書(shū)き
安全対策
P202 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。
P260 粉じんを吸入しないこと。
P264 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。
P270 この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。
P271 屋外又は換気の良い場(chǎng)所でだけ使用すること。
P273 環(huán)境への放出を避けること。
P280 保護(hù)手袋/保護(hù)衣/保護(hù)眼鏡/保護(hù)面を著用すること。
P201 使用前に取扱説明書(shū)を入手すること。
応急措置
P301 + P312 + P330 飲み込んだ場(chǎng)合:気分が悪いときは醫(yī)師に連絡(luò)すること??冥颏工工挨长?。
P304 + P340 + P312 吸入した場(chǎng)合:空気の新鮮な場(chǎng)所に移し,呼吸しやすい姿勢(shì)で休息させること。 気分が悪いときは醫(yī)師に連絡(luò)すること。
P305 + P351 + P338 眼に入った場(chǎng)合:水で數(shù)分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを著用していて容易に外せる場(chǎng)合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
P308 + P313 ばく露又はばく露の懸念がある場(chǎng)合:醫(yī)師の診察/手當(dāng)てを受けること。
P391 漏出物を回収すること。
保管
P403 + P233 換気の良い場(chǎng)所で保管すること。容器を密閉しておくこと。
P405 施錠して保管すること。
廃棄
P501 內(nèi)容物/容器を承認(rèn)された処理施設(shè)に廃棄すること。

2.3 他の危険有害性

なし

3. 組成及び成分情報(bào)

  • 化學(xué)物質(zhì)?混合物の區(qū)別: 化學(xué)物質(zhì)
  • 化學(xué)特性(示性式、構(gòu)造式 等): O5V2
  • 分子量: 181.88 g/mol
  • CAS番號(hào): 1314-62-1
  • EC番號(hào): 215-239-8
  • 化審法官報(bào)公示番號(hào): 1-559
  • 安衛(wèi)法官報(bào)公示番號(hào): -

4. 応急措置

4.1 必要な応急手當(dāng)

一般的アドバイス
この安全データシートを擔(dān)當(dāng)醫(yī)に見(jiàn)せる。
吸入した場(chǎng)合
吸入後は新鮮な空気を吸うこと。ただちに醫(yī)師の診察を受けること。 呼吸停止時(shí)はただちに人工呼吸を?qū)g施し、必要に応じて酸素も吸入する。
皮膚に付著した場(chǎng)合
皮膚に接觸した場(chǎng)合: すべての汚染された衣類(lèi)を直ちに脫ぐこと。 皮膚を流水/シャワーで洗うこと。 醫(yī)師に相談する。
眼に入った場(chǎng)合
眼に觸れた後は多量の水ですすぐこと。 ただちに眼科醫(yī)の診察を受けること。 コンタクトレンズをはずす。
飲み込んだ場(chǎng)合
飲み込んだ後はただちに水を飲ませること(多くても2杯) 醫(yī)師に相談する。

4.2 急性癥狀及び遅発性癥狀の最も重要な徴候癥狀

もっとも重要な既知の徴候と癥狀は、ラベル表示(項(xiàng)目2.2を參照)および/または項(xiàng)目11に記載されている

4.3 緊急治療及び必要とされる特別処置の指示

データなし

5. 火災(zāi)時(shí)の措置

5.1 消火剤

使ってはならない消火剤
本物質(zhì)/混合物に対する消火剤の制限なし
適切な消火剤
現(xiàn)場(chǎng)の狀況と周辺環(huán)境に応じて適切な消火手段を用いる。

5.2 特有の危険有害性

バナジウム/バナジウム酸化物
不可燃性である。
周辺の火災(zāi)で有害な蒸気を放出することがある。

5.3 消防士へのアドバイス

自給式呼吸器がある場(chǎng)合のみ危険區(qū)域に留まってもよい。安全なゾーンまで離れるか適切な保護(hù)衣を著用して、皮膚に觸れないようにすること。

5.4 詳細(xì)情報(bào)

消火水が、地上水または地下水のシステムを汚染しないようにする。

6. 漏出時(shí)の措置

6.1 人體に対する注意事項(xiàng)、保護(hù)具及び緊急時(shí)措置

救急隊(duì)員以外への助言: いかなる場(chǎng)合も、ほこりを生じさせたり吸い込んだりしないようにすること。觸れないようにすること。 十分な換気を確保する。 危険なエリアから避難し、緊急時(shí)手順に従い、専門(mén)家に相談のこと個(gè)人保護(hù)については項(xiàng)目 8 を參照する。

6.2 環(huán)境に対する注意事項(xiàng)

物質(zhì)が排水施設(shè)に流れ込まないようにする。

6.3 封じ込め及び浄化の方法及び機(jī)材

排水溝に蓋をすること。こぼれたら集めて結(jié)合させ、ポンプですくい取る。 物質(zhì)の制限があれば順守のこと (セクション 7、10參照) 乾燥剤で処置すること。正しく廃棄すること。関係エリアを清掃のこと。ほこりを生じないようにすること。

6.4 參照すべき他の項(xiàng)目

廃棄はセクション13を參照。

7. 取扱い及び保管上の注意

7.1 安全な取扱いのための予防措置

安全取扱注意事項(xiàng)
換気フードの下で作業(yè)すること。吸い込まないこと。
衛(wèi)生対策
汚した衣類(lèi)はただちに替えること。予防的な皮膚保護(hù)を講じること。本物質(zhì)を取り扱った後は手と顔を洗うこと。注意事項(xiàng)は項(xiàng)目2.2を參照。

7.2 配合禁忌等を踏まえた保管條件

保管クラス
保管クラス (ドイツ) (TRGS 510): 6.1C: 可燃性、急性毒性カテゴリー3 / 毒性化合物または慢性効果を引き起こす化合物
保管條件
密閉のこと。 乾燥。 換気のよい場(chǎng)所で保管する。 鍵をかけておくか、資格のあるまたは認(rèn)可された人のみが出入りできる場(chǎng)所に入れておく。

7.3 特定の最終用途

項(xiàng)目1.2に記載されている用途以外には、その他の特定の用途が定められていない

8. ばく露防止及び保護(hù)措置

8.1 管理濃度

コンポーネント別作業(yè)環(huán)境測(cè)定パラメータ
ACL: 0.03 mg/m3 - 作業(yè)環(huán)境評(píng)価基準(zhǔn)、健康障害防止指
TWA: 0.05 mg/m3 - 米國(guó)。 ACGIH限界閾値(TLV)

8.2 曝露防止

適切な技術(shù)的管理
汚した衣類(lèi)はただちに替えること。予防的な皮膚保護(hù)を講じること。本物質(zhì)を取り扱った後は手と顔
を洗うこと。
保護(hù)具
眼/顔面の保護(hù)
NIOSH(US)またはEN 166(EU)などの適切な政府機(jī)関の規(guī)格で試験され、認(rèn)められた眼の
保護(hù)具を使用する。 密著性の高い安全ゴーグル
皮膚及び身體の保護(hù)具
本推奨は、當(dāng)社発行の安全データシート,に記載されている製品およびその指定の使用法のみに
適用される。溶解、他の物質(zhì)との混合、およびEN374に記載の逸脫條件での使用については、
CE認(rèn)証手袋のサプライヤに問(wèn)い合わせのこと(例. KCL GmbH, D-36124 Eichenzell, Internet:
www.kcl.de)
フルコンタクト
材質(zhì): ニトリルゴム
最小厚: 0.11 mm
破過(guò)時(shí)間: 480 min
試験物質(zhì):KCL 741 Dermatril? L
本推奨は、當(dāng)社発行の安全データシート,に記載されている製品およびその指定の使用法のみに
適用される。溶解、他の物質(zhì)との混合、およびEN374に記載の逸脫條件での使用については、
CE認(rèn)証手袋のサプライヤに問(wèn)い合わせのこと(例. KCL GmbH, D-36124 Eichenzell, Internet:
www.kcl.de)
飛沫への接觸
材質(zhì): ニトリルゴム
最小厚: 0.11 mm
破過(guò)時(shí)間: 480 min
試験物質(zhì):KCL 741 Dermatril? L
身體の保護(hù)
保護(hù)衣
呼吸用保護(hù)具
ほこりが生じた際に必要。
次の規(guī)格に準(zhǔn)拠しているフィルター式呼吸器保護(hù)具を推奨します。DIN EN 143、DIN 14387お
よび使用済み呼吸器保護(hù)システムに関連する他の付屬規(guī)格。
環(huán)境暴露の制御
物質(zhì)が排水施設(shè)に流れ込まないようにする。

9. 物理的及び化學(xué)的性質(zhì)

物理的狀態(tài)

物理狀態(tài)
固體 (20℃、1気圧) (GHS判定)
黃色~赤褐色
臭い
データなし

融點(diǎn)/凝固點(diǎn)

690 ℃(GESTIS(2021)) 681 ℃(PubChem(2021))

沸點(diǎn)、初留點(diǎn)及び沸騰範(fàn)囲

加熱分解する(GESTIS(2022))

可燃性

不燃性(ICSC(1999))

爆発下限界及び爆発上限界/可燃限界

データなし

引火點(diǎn)

データなし

自然発火點(diǎn)

データなし

分解溫度

1750 ℃(Lewis(2001)) ≧700 ℃(GESTIS(2021))

pH

ca.4(GESTIS(2021)) 2.7(PubChem(2021) )

動(dòng)粘性率

データなし

溶解度

水: 0.8 g/100mL(ICSC(1999)) 水にわずかに溶ける(GESTIS(2021)) アルコールに可溶(PubChem(2021))

n-オクタノール/水分配係數(shù)

データなし

蒸気圧

Ca.0 mm Hg(68°F)(PubChem(2021))

密度及び/又は相対密度

3.35 g/cm3(25°)(GESTIS(2021)) 3.357 (18℃)(Lewis(2001)) 3.654 27.1℃(PubChem(2021))

相対ガス密度

データなし

粒子特性

データなし

10. 安定性及び反応性

10.1 反応性

データなし

10.2 化學(xué)的安定性

標(biāo)準(zhǔn)的な大気條件(室溫)で化學(xué)的に安定。

10.3 危険有害反応可能性

次により発熱反応を生じる
アルカリ金屬
ハロゲン-ハロゲン化合物
酸類(lèi)
次との反応で爆発のおそれ
過(guò)ギ酸
次との反応で燃焼ガスや蒸気の発火または生成のおそれ
アルカリ土類(lèi)金屬
高可燃性溶剤
易酸化性物質(zhì)
硫黃
(大気中にある酸素や水分の存在下で)

10.4 避けるべき條件

情報(bào)なし

10.5 混觸危険物質(zhì)

データなし

10.6 危険有害な分解生成物

火災(zāi)の場(chǎng)合:項(xiàng)目5を參照

11. 有害性情報(bào)

急性毒性

経口
【分類(lèi)根拠】 (1)~(7)より、有害性の高い區(qū)分を採(cǎi)用し、區(qū)分3とした。なお、本物質(zhì)は形態(tài)により區(qū)分が異なる場(chǎng)合がある。新たな知見(jiàn)に基づき分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1)ラット(雄)のLD50(analytical grade pulverised):474.2 mg/kg(OECD TG 401、GLP)(CLH Report (2019)) (2)ラット(雌)のLD50(analytical grade pulverised):466.9 mg/kg(OECD TG 401、GLP)(CLH Report (2019)) (3)ラット(雄)のLD50(technical grade fused):715.7 mg/kg(OECD TG 401、GLP)(CLH Report (2019)) (4)ラット(雌)のLD50(technical grade fused):658.4 mg/kg(OECD TG 401、GLP)(CLH Report (2019)) (5)ラットのLD50(technical grade pulverised):267.5 mg/kg(雄:313.8 mg/kg、雌:221.1 mg/kg)(OECD TG 401、GLP)(CLH Report (2019)、ECHA RAC Opinion (2020)) (6)ラット(雄)のLD50:314~716 mg/kg(OECD TG 401)(AICIS IMAP (2016)) (7)ラット(雌)のLD50:221~658 mg/kg(OECD TG 401)(AICIS IMAP (2016))
経皮
【分類(lèi)根拠】 (1)より區(qū)分に該當(dāng)しない。なお信頼性の高いデータを採(cǎi)用し、區(qū)分を決定した。新たな知見(jiàn)に基づき分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1)3件の試験におけるラットのLD50:> 2,500mg/kg (OECD TG 402、GLP)(CLH Report (2019)、AICIS IMAP (2016))
【參考データ等】 (2)ウサギのLD50:50 mg/kg(MOE初期評(píng)価 (2013)、AICIS IMAP (2016))
吸入: ガス
【分類(lèi)根拠】 GHSの定義における固體であり、區(qū)分に該當(dāng)しない。
吸入: 蒸気
【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。
吸入: 粉じん及びミスト
【分類(lèi)根拠】 (1)~(7)より、有害性の高い區(qū)分を採(cǎi)用し、區(qū)分2とした。なお、本物質(zhì)は形態(tài)により區(qū)分が異なる場(chǎng)合がある。新たな知見(jiàn)に基づき分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1)ラットのLC50(4時(shí)間、粉塵、粒徑中央値:1.88~2.75 μm):0.25 mg/L(GLP)(CLH Report (2019)、ECHA RAC Opinion (2020)) (2)ラット(雄)のLC50(4時(shí)間、粉塵、粒徑中央値:3.0~3.9 μm):11.09 mg/L(GLP)(CLH Report (2019)) (3)ラット(雌)のLC50(4時(shí)間、粉塵、粒徑中央値:3.0~3.9 μm):4.29 mg/L(GLP)(CLH Report (2019)) (4)ラット(雄)のLC50(4時(shí)間、粉塵、粒徑中央値:10.5 μm):16.19 mg/L(GLP)(CLH Report (2019)) (5)ラット(雌)のLC50(4時(shí)間、粉塵、粒徑中央値:10.5 μm):4.04 mg/L(GLP)(CLH Report (2019)) (6)ラット(雄)のLC50(4時(shí)間、粉塵、粒徑中央値:2.9 μm):4.40 mg/L(GLP)(CLH Report (2019)) (7)ラット(雌)のLC50(4時(shí)間、粉塵、粒徑中央値:2.9 μm):2.21 mg/L(GLP)(CLH Report (2019))

皮膚腐食性及び皮膚刺激性

【分類(lèi)根拠】 (1)、(2)より、區(qū)分に該當(dāng)しない。なお、新たな知見(jiàn)に基づき、分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1)In vitro皮膚刺激性試験(OECD TG 439相當(dāng)、GLP)において、細(xì)胞生存率は88.2%であったとの報(bào)告がある(AICIS IMAP (2016)、REACH登録情報(bào) (Accessed Dec. 2021))。 (2)本物質(zhì)を1、2、10%含むワセリン混合物を投與したボランティア100人のパッチテストにおいて、皮膚刺激はみられなかったとの報(bào)告がある(AICIS IMAP (2016))。
【參考データ等】 (3)本物質(zhì)は眼、皮膚、気道を刺激し、高濃度を吸入すると肺水腫、気管支炎、気管支痙攣を引き起こすことがある。皮膚に付くと発赤や灼熱感、痛み、眼に入ると痛み、発赤、結(jié)膜炎を生じる(MOE 初期評(píng)価 (2013))。

眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性

【分類(lèi)根拠】 (1)、(2)より、區(qū)分1とした。なお、新たな知見(jiàn)に基づき、分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1)ウサギ(n=3)を用いた眼刺激性試験(OECD TG 405、GLP)において、眼損傷の重篤性から試験は5日目又は6日目に中止され、回復(fù)性はみられなかった(角膜混濁スコア:2/2.7/2.7、虹彩炎スコア:1.3/2/1.7、結(jié)膜発赤スコア:2.3/3/3、結(jié)膜浮腫スコア:2/2/2)との報(bào)告がある(AICIS IMAP (2016)、REACH登録情報(bào) (Accessed Dec. 2021))。 (2)本物質(zhì)のダスト又はフュームをばく露した作業(yè)者の眼に結(jié)膜炎と灼熱感を生じたとする多くの報(bào)告がある(AICIS IMAP (2016))。
【參考データ等】 (3)本物質(zhì)は眼、皮膚、気道を刺激し、高濃度を吸入すると肺水腫、気管支炎、気管支痙攣を引き起こすことがある。皮膚に付くと発赤や灼熱感、痛み、眼に入ると痛み、発赤、結(jié)膜炎を生じる(MOE 初期評(píng)価 (2013))。

呼吸器感作性

【分類(lèi)根拠】 (1)~(4)より、本物質(zhì)ばく露による呼吸器癥狀は気道刺激性によるものと考えられていることから、區(qū)分に該當(dāng)しない。なお、新たな知見(jiàn)に基づき、分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1)サルに(n= 8又は9匹/群)本物質(zhì)を26週間吸入ばく露(濃度:0.1又は1.1 mg/m3を隔日、0.5 mg/m3を毎日、6時(shí)間/日、5日/週)後の肺機(jī)能検査では、いずれのばく露濃度でも対照群と比較し、誘発刺激に対する肺機(jī)能反応は増加せず、逆に減少傾向がみられた。ばく露前の本物質(zhì)誘発刺激(0.5及び3mg/m3)後の急性影響として、濃度依存的な肺機(jī)能障害(気道閉塞性変化:気道抵抗の増加と流量の減少)がみられた。気管支肺胞洗浄液から回収した気道細(xì)胞の分析から、肺への炎癥性細(xì)胞の流入を伴う気道障害がみられた。IgGとIgEの分析結(jié)果からはアレルギー性感作性は示唆されなかった。以上から、ばく露後にみられた影響も気道感作性を示唆する影響ではなく気道刺激性によるものと考えられた(ECHA RAC Opinion (2020)、CLH Report (2019))。 (2)本物質(zhì)にばく露された作業(yè)者を?qū)澫螭趣筏繖M斷的な癥例対照研究において、自己申告による主観的な気道刺激が明らかな炎癥の徴候とともにみられた。しかし、ばく露群には好酸球數(shù)の有意な変化が示されず、これらの影響はアレルギーに関連したものではないと考えられた(ECHA RAC Opinion (2020)、CLH Report (2019))。 (3)南アフリカのバナジウム工場(chǎng)の限られた人數(shù)の作業(yè)者を?qū)澫螭趣筏堪Y例対照研究において、ばく露群で呼吸癥狀(咳、呼吸困難)がみられたが、対照群との間にIgEレベルの有意差はみられなかった(ECHA RAC Opinion (2020)、CLH Report (2019))。 (4)動(dòng)物試験データとヒトの疫學(xué)研究データから、本物質(zhì)の呼吸器感作性は確認(rèn)できない(ECHA RAC Opinion (2020)、CLH Report (2019))。

皮膚感作性

【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。

生殖細(xì)胞変異原性

【分類(lèi)根拠】 (1)~(4)より、舊分類(lèi)の根拠とした?jī)?yōu)性致死陽(yáng)性試験は信頼性に問(wèn)題があることから區(qū)分2と判斷した。なお、新たな評(píng)価に基づき分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1)In vivoでは、マウスを用いた?jī)?yōu)性致死試験(腹腔內(nèi)投與、8.5 mg/kg、60日間(3日おきに投與))、マウスを用いた複數(shù)臓器(肺、腎臓、脾臓、心臓、肝臓、骨髄)又は精巣を用いた2つのコメットアッセイ(単回腹腔內(nèi)投與、5.75~23 mg/kg)で陽(yáng)性、ラットの末梢血を用いた経口(強(qiáng)制経口投與、30~120mg/kg)及び吸入(1~16mg/m3、3ヵ月間)の2経路による小核試験、マウスの肺組織を用いた遺伝子損傷試験(吸入ばく露、0.1~1mg/m3、16日間)、遺伝子改変マウスを用いた遺伝子突然変異試験(吸入ばく露、0.1、1 mg/m3、4ないし8週間)で、いずれも陰性の結(jié)果であった(CLH Report (2019)、ECHA RAC Opinion (2020))。 (2)In vitroでは、ヒト末梢血リンパ球細(xì)胞及びチャイニーズハムスター V79 細(xì)胞を用いた小核試験で陽(yáng)性、細(xì)菌を用いた復(fù)帰突然変異試験で陰性、マウスリンパ腫細(xì)胞L5178Y及びチャイニーズハムスター V79 細(xì)胞を用いた遺伝子突然変異試験で陰性、シリアンハムスター胚細(xì)胞を用いた小核試験で陰性の結(jié)果が得られている。この他、ヒト鼻上皮細(xì)胞とヒトリンパ球を用いたコメットアッセイでは、リンパ球で陽(yáng)性、鼻粘膜上皮で陰性、ヒト初代リンパ球を用いた異數(shù)性誘発試験において、紡錘裝置の微小管の崩壊、チューブリンの重合阻害などがみられた(CLH Report (2019)、ECHA RAC Opinion (2020))。 (3)CLP分類(lèi)提案者は現(xiàn)行の Category Muta. 2から1Bへの引き上げを提案した。優(yōu)性致死試験で陽(yáng)性の結(jié)果は非生理的ばく露経路である腹腔內(nèi)投與で実施された。腹腔內(nèi)投與が全身ばく露量を過(guò)剰に最大化するという批判があるとしても、閾値の存在を示す特異的な証拠がない限り、変異原性に対する閾値は存在しないというのが一般的な認(rèn)識(shí)である。また、腹腔內(nèi)投與で実施されたコメットアッセイでは、雄マウスの精巣で陽(yáng)性の結(jié)果を示した。吸入ばく露によるin vivo小核試験と腹腔內(nèi)投與によるin vivoコメットアッセイでは、體細(xì)胞陽(yáng)性の結(jié)果も得られた。実験動(dòng)物を用いた試験において、48Vで放射性標(biāo)識(shí)(48V)された5価及び4価のバナジウム化合物が気管內(nèi)ばく露後に精巣に分布したこと、並びに吸入又は経口ばく露後に精巣內(nèi)バナジウム濃度の増加がみられたことに注目した(CLH Report (2019))。 (4)本物質(zhì)は、マウスのin vivo生殖細(xì)胞変異原性試験(優(yōu)性致死試験)で陽(yáng)性が1つ報(bào)告された。同様に生殖細(xì)胞変異原性の知見(jiàn)として、精巣細(xì)胞に対するコメットアッセイで陽(yáng)性の結(jié)果が示された。同一著者らによるもう一つの報(bào)告として、様々な組織におけるコメットアッセイでの陽(yáng)性の結(jié)果も報(bào)告された。これらの試験はすべて反復(fù)腹腔內(nèi)投與により実施され、試験実施管理や報(bào)告の面でいくつか欠陥があり、試験の信頼性に疑問(wèn)がある。また、腹腔內(nèi)投與では局所の腹腔と精巣に適用した物質(zhì)が結(jié)果として高濃度になることが知られている。生理的ばく露経路(経口又は吸入)を用いた質(zhì)の高い體細(xì)胞in vivo試験は概して陰性であった。RACは(3)のMuta.1Bへの引き上げを認(rèn)めず、Muta. 2の保留を結(jié)論した。(ECHA RAC Opinion (2020))。
【參考データ等】 (5)EU CLP分類(lèi)での評(píng)価に際しては、個(gè)別の試験データについて信頼性評(píng)価を行い、信頼性ランク(Klimishスコア)が1又は2のデータのみが評(píng)価の対象とされる。 (6)EU CLP分類(lèi)はMuta. 2である(CLP分類(lèi)結(jié)果 (Accessed November 2021))。

発がん性

【分類(lèi)根拠】 (1)~(2)より、動(dòng)物種1種(マウス)ではあるが信頼性のある試験で雌雄ともに悪性を含む腫瘍の増加が認(rèn)められ、動(dòng)物実験において発がん性の十分な証拠があると考えられることから區(qū)分1Bとした。なお、新たな評(píng)価に基づき分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1)ラットを用いた2年間吸入ばく露(0.5~2 mg/m3、6時(shí)間/日、5日/週)による発がん性試験において、雌雄とも肺腫瘍に統(tǒng)計(jì)學(xué)的に有意な増加は認(rèn)められなかった。しかし、雄は肺胞-細(xì)気管支腺腫、肺胞-細(xì)気管支がん、肺胞-細(xì)気管支腺腫とがんの合計(jì)に背景データの範(fàn)囲を超える発生頻度の増加がみられ、発がん性のある程度の証拠があると判定された。雌では低濃度群の肺胞-細(xì)気管支腺腫に背景データの範(fàn)囲を超える発生頻度の増加がみられたが、肺腫瘍?nèi)wの発生頻度は背景データの範(fàn)囲內(nèi)であり、発がん性の不確かなの証拠であると判定された(IARC 86 (2006)、AICIS IMAP (2016)、CLH Report (2019)、NTP TR507(2002))。 (2)マウスを用いた2年間吸入ばく露(1~4 mg/m3、6時(shí)間/日、5日/週)による発がん性試験において、雌雄とも肺腫瘍(肺胞-細(xì)気管支腺腫、肺胞-細(xì)気管支がん、肺胞-細(xì)気管支腺腫とがんの合計(jì))の発生頻度の有意な増加が認(rèn)められ、雌雄とも発がん性の明らかな証拠があると判定された(IARC 86 (2006)、AICIS IMAP (2016)、CLH Report (2019)、NTP TR507(2002))。 (3)國(guó)內(nèi)外の評(píng)価機(jī)関における既存分類(lèi)結(jié)果としては、本物質(zhì)に対してIARCでグループ2Bに(IARC 86 (2006))、日本産業(yè)衛(wèi)生學(xué)會(huì)で第2群Bに(産衛(wèi)學(xué)會(huì)許容濃度等の勧告 (2020):2015年提案)、ACGIHでA3に(ACGIH (2009):2005年提案)それぞれ分類(lèi)されている。また、EUは本物質(zhì)のCLP分類(lèi)としてCarc. 1Bに分類(lèi)見(jiàn)込みである(ECHA RAC Opinion (2020))。この他、DFGでバナジウム及びその化合物に対してMAKカテゴリー2(GHS區(qū)分2相當(dāng))に分類(lèi)に分類(lèi)されている(List of MAK and BAT values 2020 (Accessed Nov. 2021))。
【參考データ等】 (5)分類(lèi)に利用可能なヒトのデータはない(ECHA RAC Opinion (2020))。 (6)(3)で得られたマウス肺腫瘍から採(cǎi)取したサンプルを用いて、K-ras変異を調(diào)べた結(jié)果、肺胞-細(xì)気管支がんの40サンプル中29サンプル(73%)にK-rasの変異が同定された(背景データ:30%)(ECHA RAC Opinion (2020))。 (7)(3)で得られたマウス肺腫瘍から採(cǎi)取したサンプルを用いた作用機(jī)序検討実験において、全MAPK (mitogen activated protein kinase)の発現(xiàn)レベルは正常肺と肺がん部位との間で差はなかったが、Phospho-MAPKは肺がんサンプル5/6検體で上昇していた。この5検體中K-ras変異と6番染色體のヘテロ接合性の消失が4/5検體に検出された。K-ras変異のないがん組織と正常な肺組織ではphospho-MAPKは検出されなかった(ECHA RAC Opinion (2020))。

生殖毒性

【分類(lèi)根拠】 (1)、(2)より、妊娠期ばく露による発生異常が示唆されることから、區(qū)分2とした。なお(3)~(4)でみられた影響は、二次的影響と判斷した。また(5)~(6)は非生理的経路(腹腔內(nèi)投與)による試験データであることから分類(lèi)に用いなかった。(7)、(8)から、授乳影響が懸念されるが、児への有害影響についての情報(bào)が不足している。新たな情報(bào)源を利用し分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1)雌ラットを用いた強(qiáng)制経口投與による発生毒性試験(妊娠6~15日、1~18 mg/kg/day)において、母動(dòng)物に體重増加抑制がみられる用量で胎児に骨格異常、體重?體長(zhǎng)の低値がみられたとの報(bào)告がある(AICIS IMAP(2016))。 (2)メタバナジン酸アンモニウム(CAS番號(hào)7803-55-6)の妊娠ハムスターを用いた腹腔內(nèi)投與による発生毒性試験(妊娠5~10日、0.47~3.75 mg/kg)において、最低用量から骨格異常(軽微な異常)の有意な増加がみられた。また、有意差はないが髄膜瘤、複數(shù)の外表異常を有する1胎児、奇形妊娠例がみられたとの報(bào)告がある(CLH Report (2019))。
【參考データ等】 (3)ラットを用いた90日間吸入ばく露試験において、8 mg/m3以上で雌に性周期の延長(zhǎng)、及び発情休止期の頻度の増加が認(rèn)められた。16 mg/m3では雄に精巣の低精子癥、精巣上體の異形細(xì)胞が認(rèn)められたが、この用量では雄7/10例が死亡しており、二次的影響の可能性があるとの報(bào)告がある(CLH Report (2019)、AICIS IMAP (2016)、NTP TR507(2002))。 (4)マウスを用いた90日間吸入ばく露試験において、8 mg/m3以上で雄に精巣上體精子の運(yùn)動(dòng)能低下がみられた(CLH Report (2019)、AICIS IMAP (2016))。 (5)雄マウスに本物質(zhì)8.5 mg/kgを3日おきに60日間腹腔內(nèi)投與後に非ばく露雌と交配させた?jī)?yōu)性致死試験において、投與群で受胎率の低下、精子質(zhì)の低下(數(shù)?運(yùn)動(dòng)能?形態(tài))、著床部位數(shù)の減少、母體當(dāng)たりの吸収數(shù)の増加、生存胎児の減少?死亡胎児の増加がみられたとの報(bào)告がある(CLH Report (2019)、AICIS IMAP (2016)、NTP TR507(2002))。 (6)雄モルモットを用いた単回又は反復(fù)腹腔內(nèi)投與試験において、精子運(yùn)動(dòng)能の低下、精子數(shù)の減少、精子形態(tài)の変化に加え用量依存的な精子形成能低下、反復(fù)投與では精原細(xì)胞の減少、精巣精細(xì)管の変化又は崩壊等がみられたとの報(bào)告がある(CLH Report (2019))。 (7)放射性バナジウム(48V)で標(biāo)識(shí)した本物質(zhì)を分娩後2日目の母ラットに単回腹腔內(nèi)投與(0.1μg/匹)したトキシコキネティクス実験において、投與2日後の母體の乳汁中には34 ng/kgのバナジウム(V)が検出された。投與2日後の児動(dòng)物の腸內(nèi)の48Vは主に低分子量の化學(xué)形態(tài)で存在していたが、2週間後にはその量は19%に減少し、その80%は高分子畫(huà)分に結(jié)合していた。低分子畫(huà)分の48Vは容易に吸収?移動(dòng)しやすい形態(tài)であったと推定された。組織中48V濃度は哺乳中ラット(投與10日後)では離乳ラット(投與18日後)より高値を示した。最高の放射能レベルは腸、肝臓、腎臓で検出されたとの報(bào)告がある(ECHA RAC Opinion (2020))。 (8)(7)より、授乳中の母ラットの乳汁中へバナジウムが排泄され、哺乳児がそれを取込み非ばく露の児動(dòng)物よりも組織中バナジウムが高いレベルを示した。また、乳汁を介してバナジウムにばく露されることにより生じる有害影響として、メタバナジン酸ナトリウム(CAS番號(hào) 13718-26-8)を授乳中のラットに投與した試験で、児動(dòng)物に神経毒性影響を示唆する4つの試験成績(jī)がある。これらはいずれも1用量のみ、腹腔內(nèi)投與、記述不十分など制限があるが、これらを併せ考えると授乳影響の可能性が懸念される。腹腔內(nèi)投與は生殖発生影響の評(píng)価には適切なばく露経路でないが、哺育児が乳汁を介してばく露される授乳影響の場(chǎng)合、有効なデータがない場(chǎng)合には受容可能である。RACはCLP分類(lèi)提案者の授乳影響(Lact.)の追加提案を支持したとの報(bào)告がある(ECHA RAC Opinion (2020))。 (9)EU CLP分類(lèi)ではRepr. 2に分類(lèi)されている(Accessed Nov. 2021)

特定標(biāo)的臓器毒性 (単回ばく露)

【分類(lèi)根拠】 (1)~(5)より、區(qū)分1(呼吸器、肝臓、腎臓)とした。
【根拠データ】 (1)本物質(zhì)は眼、皮膚、気道を刺激し、高濃度を吸入すると肺水腫、気管支炎、気管支痙攣を引き起こすことがある。吸入すると咽頭痛、咳、灼熱感、息切れ、息苦しさ、喘鳴を生じる(MOE初期評(píng)価 (2013))。 (2)本物質(zhì)粉塵に様々な濃度でばく露された作業(yè)者18人についての調(diào)査で、最も重度のばく露を受けた男性3人では喉の癥狀(痛み、乾性咳)を発癥した。3日目の検査で喉の重度の炎癥、強(qiáng)い持続性の咳がみられたが、喘鳴もラ音も認(rèn)められなかった。3日間のばく露中止期間の後、作業(yè)再開(kāi)後に呼吸器保護(hù)具を裝著したにもかかわらず、以前よりも強(qiáng)い癥狀が0.5~4時(shí)間以?xún)?nèi)に生じた。過(guò)去に事務(wù)所や研究所に配屬されていた人を含め作業(yè)者18人全員が作業(yè)工程に入った後、2週間後には発癥し鼻咽頭炎、空咳、喘鳴など様々な程度の癥狀を発癥した(CICAD 20 (2001))。 (3)ラットを用いた3つの単回経口投與試験(OECD TG 401、GLP)において、嗜眠、運(yùn)動(dòng)失調(diào)(運(yùn)動(dòng)の制御能喪失)、呼吸困難(息切れ)、流涙、下痢、昏睡がみられ、LD50値の範(fàn)囲は雄で314~716 mg/kg(區(qū)分2の範(fàn)囲)、雌で221~658 mg/kg(區(qū)分1~區(qū)分2の範(fàn)囲)であったとの報(bào)告がある(AICIS IMAP (2016))。 (4)ラットを用いた単回経口投與試験において、組織學(xué)的検査で肝細(xì)胞の壊死と腎尿細(xì)管の混濁腫脹がみられ、LD50は86~137 mg/kg(區(qū)分1の範(fàn)囲)であったとの報(bào)告がある(CICAD 20 (2001))。 (5)サルを用いた単回吸入ばく露試験(6時(shí)間)において、5.0 mg/m3(4時(shí)間換算:0.075 mg/L、區(qū)分1の範(fàn)囲)で肺機(jī)能障害(中樞及び末梢気道における流量の抑制及び減少、気管支肺胞洗浄液中の炎癥細(xì)胞(多形核細(xì)胞)の増加)がみられたとの報(bào)告がある(AICIS IMAP (2016))。

特定標(biāo)的臓器毒性 (反復(fù)ばく露)

【分類(lèi)根拠】 (1)~(4)より、區(qū)分1(呼吸器)とした。なお舊分類(lèi)で採(cǎi)用した肝臓への影響は、list外の文獻(xiàn)に記載されている所見(jiàn)であることから分類(lèi)に採(cǎi)用しなかった。ガイダンスに基づき分類(lèi)結(jié)果を変更した。
【根拠データ】 (1)本物質(zhì)を製造するフィンランド企業(yè)の作業(yè)者63人の集団を?qū)澫螭趣筏恳邔W(xué)調(diào)査において、ばく露群(平均ばく露期間は11年間、平均ばく露濃度0.36~0.89 mg V2O5/m3)と対照群を比較した結(jié)果、ばく露群は上気道の様々な癥狀を訴え、対照群と差異のある所見(jiàn)として、鼻スメア中の好中球數(shù)の増加、鼻粘膜サンプル中の形質(zhì)細(xì)胞數(shù)の有意高値がみられた。2つ目の疫學(xué)研究では、X線解析では肺の換気パラメータに関して差はみられなかったが、気道刺激(喘鳴)が確認(rèn)され、本物質(zhì)への職業(yè)ばく露後の主な標(biāo)的器官が呼吸器であることが確認(rèn)された(CLH Report (2019)、MOE 初期評(píng)価 (2013))。 (2)ラットを用いた90日間反復(fù)吸入(粉塵)ばく露試験(6時(shí)間/日、5日/週)において、2 mg/m3以上(ガイダンス値換算:0.0014 mg/L、區(qū)分1の範(fàn)囲)で肺の組織変化(上皮の過(guò)形成、炎癥等)、4 mg/m3以上(ガイダンス値換算:0.0029 mg/L、區(qū)分1の範(fàn)囲)で肺機(jī)能の変化(肺のコンプライアンス低下、呼吸測(cè)定値の変化、一酸化炭素拡散能の低下、靜的/動(dòng)的肺容量の減少、過(guò)剰流速)、鼻腔の組織変化(呼吸上皮の過(guò)形成?扁平上皮化生等)がみられたとの報(bào)告がある(CLH Report (2019)、MOE 初期評(píng)価 (2013)、AICIS IMAP (2016)、NTP TR507 (2002))。 (3)マウスを用いた90日間反復(fù)吸入(粉塵)ばく露試験(6時(shí)間/日、5日/週)において、2 mg/m3以上(ガイダンス値換算:0.0014 mg/L、區(qū)分1の範(fàn)囲)で肺の影響(炎癥、上皮の過(guò)形成)がみられたとの報(bào)告がある(CLH Report (2019)、MOE 初期評(píng)価 (2013)、AICIS IMAP (2016)、NTP TR507 (2002))。 (4)ラット及びマウスを用いた104週間反復(fù)吸入(粉塵)ばく露試験(6時(shí)間/日、5日/週)において、ラットでは0.5 mg/m3以上(ガイダンス値換算:0.00036 mg/L、區(qū)分1の範(fàn)囲)で肺(肺胞?細(xì)気管支の過(guò)形成、肺胞における組織球の浸潤(rùn)等)、喉頭(慢性炎癥、喉頭蓋の呼吸上皮の変性?過(guò)形成等)、鼻腔(呼吸上皮の杯細(xì)胞過(guò)形成)への影響がみられ、マウスでは1 mg/m3以上(ガイダンス値換算:0.00072 mg/L、區(qū)分1の範(fàn)囲)で肺(肺胞?細(xì)気管支の過(guò)形成、慢性炎癥、肺胞における組織球の浸潤(rùn)等)、喉頭(喉頭蓋の呼吸上皮の扁平上皮化生)、鼻腔(呼吸上皮の硝子変性?扁平上皮化生等)への影響がみられたとの報(bào)告がある(CLH Report (2019)、MOE 初期評(píng)価 (2013)、AICIS IMAP (2016)、NTP TR507 (2002))。

誤えん有害性*

【分類(lèi)根拠】 データ不足のため分類(lèi)できない。

* JIS Z7252の改訂により吸引性呼吸器有害性から項(xiàng)目名が変更となった。

12. 環(huán)境影響情報(bào)

12.1 生態(tài)毒性

魚(yú)毒性
半靜止試験 LC50 - Leuciscus idus (コイの一種) - 0.693 mg/l - 96 h
(OECD 試験ガイドライン 203)
ミジンコ等の水生無(wú)脊
半靜止試験 LC50 - Americamysis bahia (Mysid) - 13.3 mg/l - 48 h
椎動(dòng)物に対する毒性
(US-EPA)
微生物毒性
止水式試験 EC50 - 活性汚泥 - > 100 mg/l - 3 h
(OECD 試験ガイドライン 209)

12.2 殘留性?分解性

生分解性の判定方法は無(wú)機(jī)物質(zhì)には適用されない。

12.3 生體蓄積性

データなし

12.4 土壌中の移動(dòng)性

データなし

12.5 PBT および vPvB の評(píng)価結(jié)果

化學(xué)物質(zhì)安全性評(píng)価が必要ではない/行っていないため、PBT/vPvB評(píng)価データはない。

12.6 內(nèi)分泌かく亂性

データなし

12.7 他の有害影響

データなし

13. 廃棄上の注意

13.1 廃棄物処理方法

製品
內(nèi)容物及び容器は、関連法規(guī)及び各自治體の條例等の規(guī)制に従い、産業(yè)廃棄物として適切に処理すること。

14. 輸送上の注意

14.1 國(guó)連番號(hào)

ADR/RID (陸上規(guī)制): 2862    IMDG (海上規(guī)制): 2862    IATA-DGR (航空規(guī)制): 2862

14.2 國(guó)連輸送名

ADR/RID (陸上規(guī)制): VANADIUM PENTOXIDE
IMDG (海上規(guī)制): VANADIUM PENTOXIDE
IATA-DGR (航空規(guī)制): Vanadium pentoxide

14.3 輸送危険有害性クラス

ADR/RID (陸上規(guī)制): 6.1    IMDG (海上規(guī)制): 6.1    IATA-DGR (航空規(guī)制): 6.1

14.4 容器等級(jí)

ADR/RID (陸上規(guī)制): III IMDG (海上規(guī)制): III IATA-DGR (航空規(guī)制): III

14.5 環(huán)境危険有害性

ADR/RID: 該當(dāng) IMDG 海洋汚染物質(zhì)(該當(dāng)?非該當(dāng)): IATA-DGR (航空規(guī)制): 非該當(dāng)
該當(dāng)

14.6 特別の安全対策

なし

14.7 混觸危険物質(zhì)

15. 適用法令

労働安全衛(wèi)生法

特定化學(xué)物質(zhì)第2類(lèi)物質(zhì)、管理第2類(lèi)物質(zhì)(特定化學(xué)物質(zhì)障害予防規(guī)則第2條第1項(xiàng)第2、5號(hào)) 名稱(chēng)等を表示すべき危険物及び有害物(法第57條第1項(xiàng)、施行令第18條第1號(hào)、第2號(hào)別表第9) 名稱(chēng)等を通知すべき危険物及び有害物(法第57條の2、施行令第18條の2第1號(hào)、第2號(hào)別表第9) 危険性又は有害性等を調(diào)査すべき物(法第57條の3) 作業(yè)環(huán)境評(píng)価基準(zhǔn)(法第65條の2第1項(xiàng))

労働基準(zhǔn)法

疾病化學(xué)物質(zhì)(法第75條第2項(xiàng)、施行規(guī)則第35條別表第1の2第4號(hào)1)

化學(xué)物質(zhì)排出把握管理促進(jìn)法(PRTR法)

第一種指定化學(xué)物質(zhì)(法第2條第2項(xiàng)、施行令第1條別表第1)

毒物及び劇物取締法

劇物(指定令第2條)

大気汚染防止法

有害大気汚染物質(zhì)に該當(dāng)する可能性がある物質(zhì)(中央環(huán)境審議會(huì)第9次答申)

船舶安全法

毒物類(lèi)(危規(guī)則第3條危険物告示別表第1)

航空法

毒物類(lèi)(施行規(guī)則第194條危険物告示別表第1)

16. その他の情報(bào)

略語(yǔ)と頭字語(yǔ)

ADR: 道路による危険物の國(guó)際輸送に関する歐州協(xié)定
CAS: ケミカルアブストラクトサービス
EC50: 有効濃度 50%
IATA:國(guó)際航空運(yùn)送協(xié)會(huì)
IMDG: 國(guó)際海上危険物
LC50: 致死濃度 50%
LD50: 致死量 50%
RID: 鉄道による危険物の國(guó)際運(yùn)送に関する規(guī)則
STEL: 短期暴露限度
TWA: 時(shí)間加重平均

參考文獻(xiàn)

【1】労働安全衛(wèi)生法 ウェブサイト https://www.mhlw.go.jp
【2】化學(xué)物質(zhì)審査規(guī)制法(化審法)https://www.env.go.jp
【3】化學(xué)物質(zhì)排出把握管理促進(jìn)法(PRTR法) https://www.chemicoco.env.go.jp
【4】NITE化學(xué)物質(zhì)総合情報(bào)提供システム (NITE-CHRIP)https://www.nite.go.jp/
【5】カメオケミカルズ公式サイト http://cameochemicals.noaa.gov/search/simple
【6】ChemIDplus、ウェブサイト http://chem.sis.nlm.nih.gov/chemidplus/chemidlite.jsp
【7】ECHA - 歐州化學(xué)物質(zhì)庁、ウェブサイト https://echa.europa.eu/
【8】eChemPortal - OECD 化學(xué)物質(zhì)情報(bào)グローバルポータル、ウェブサイトhttp://www.echemportal.org/echemportal/index?pageID=0&request_locale=en
【9】ERG - 米國(guó)運(yùn)輸省による緊急対応ガイドブック、ウェブサイトhttp://www.phmsa.dot.gov/hazmat/library/erg
【10】有害物質(zhì)に関するドイツ GESTIS データベース、ウェブサイトhttp://www.dguv.de/ifa/gestis/gestis-stoffdatenbank/index-2.jsp
【11】HSDB - 有害物質(zhì)データバンク、ウェブサイト https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/hsdb.htm
【12】IARC - 國(guó)際がん研究機(jī)関、ウェブサイト http://www.iarc.fr/
【13】IPCS - The International Chemical Safety Cards (ICSC)、ウェブサイトhttp://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.home
【14】Sigma-Aldrich、ウェブサイト https://www.sigmaaldrich.com/
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