急性毒性
経口
ラットLD50値: 8,680 mg/kg、9,110 mg/kg (ACGIH (7th, 2001)、PATTY (6th, 2012))、8,000 mg/kg (PATTY (6th, 2012))、8,000 - 9,000 mg/kg及び4,200-11,300 mg/kg (NTP TR 518 (2004)、SIDS (2001)) から區(qū)分外とした。
経皮
ウサギの経皮LD50値> 2,000 mg/kg (SIDS (2001)) 及びウサギの皮膚に2 g/kgを24時(shí)間経皮適用した試験で死亡が認(rèn)められていない (NTP TR 518 (2004)) との記載に基づいて區(qū)分外とした。
吸入:ガス
GHSの定義における液體である。
吸入:蒸気
データ不足のため分類できない。
吸入:粉じん及びミスト
データ不足のため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
ACGIH (7th, 2001)、SIDS (2001)、IARC 77 (2000)、及びNTP TR 518 (2004) の「ヒトで高濃度ばく露又は反復(fù)ばく露により皮膚刺激性が認(rèn)められた」との記述から、區(qū)分2とした。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
ACGIH (7th, 2001)、PATTY (6th, 2012)、及びNTP TR 518 (2004) の「ウサギを用いた眼刺激性試験で刺激性が認(rèn)められ、14日後に完全に回復(fù)した」との記述から、區(qū)分2Aとした。
呼吸器感作性
呼吸器感作性: データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
皮膚感作性: ACGIH (7th, 2001)、IARC 77 (2000)、及びNTP TR 518 (2004) の「ヒトでアレルギー性接觸皮膚炎の報(bào)告がある」との記述から、區(qū)分1とした。
生殖細(xì)胞変異原性
分類ガイダンスの改訂により「區(qū)分外」が選択できなくなったため、「分類できない」とした。すなわち、In vivoでは、マウスの末梢血を用いる小核試験で陰性の結(jié)果がある (IARC 77 (2000)、NTP TR 518 (2004)、NTP DB (Access on June 2013))。さらに、in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験、哺乳類培養(yǎng)細(xì)胞の染色體異常試験で陰性である (SIDS (2001)、IARC 77 (2000)、ACGIH (7th, 2001)、NTP DB (Access on June 2013))。
発がん性
IARC 77 (2000) でグループ3に分類されていることから、分類できないとした。分類ガイダンスの改訂により區(qū)分を変更した。
生殖毒性
IARC 77 (2000) のラット及びマウスを用いた2,000 mg/kg以上の用量で13週間経皮投與した試験で精子検査及び雌の性周期に影響が認(rèn)められなかったとの記述、NTP TR 518 (2004) の妊娠中マウスに1,125 mg/kgを経口投與した試験で胎児/出生児に影響が認(rèn)められなかったとの記述、並びにIARC 77 (2000) のラットに500 mg/kg、マウスに2,000 mg/kgを交配前から授乳期間終了まで経皮投與した試験で繁殖能及び児動(dòng)物の成長(zhǎng)に影響が認(rèn)められなかったとの記述から、経皮経路では區(qū)分外に相當(dāng)するが、経口経路による繁殖試験データがないため、データ不足のため分類できないとした。