急性毒性
経口
List 1の文獻(xiàn)においてラットのデータが12件(261-383、200-400、192、483、233、355、247、344、421、700、50-500、261-383 mg/kg) あり、そのLD50が區(qū)分3に相當(dāng)するものが7件、區(qū)分4に該當(dāng)するものが5件であったことから(SIDS, Access on Sep. 2008)區(qū)分3とした。
経皮
ラットにおける24時(shí)間経皮試験において、LD50>2000 mg/kg (SIDS, Access on Sep. 2008)であることから、JIS分類基準(zhǔn)の區(qū)分外(國連分類基準(zhǔn)の區(qū)分5又は區(qū)分外)とした。
吸入
吸入(粉じん): ラットの4時(shí)間吸入試験においてLC50=4.94 mg/L 雄: 約 4.94 mg/L, 雌: 約 4.1 mg/L(SIDS, Access on Sep. 2008)であったことより區(qū)分4とした。なお、飽和蒸気濃度を超えていることから粉じんによるばく露と判斷した。
吸入(蒸気): データなし
吸入(ガス): GHSの定義における固體である。
皮膚腐食性?刺激性
ウサギの試験(OECD TG 404)において50 %希釈溶液はウサギの皮膚に刺激性を示さなかった(刺激性指標(biāo): 0)(SIDS (Access on Sep. 2008)ことより區(qū)分外とした。
眼に対する重篤な損傷?刺激性
ウサギを用いた(OECD TG 405)試験において刺激性なしとされ、滴下後24時(shí)間以內(nèi)に3匹中3匹が最も強(qiáng)い刺激性癥狀を示したが、そのスコアは角膜混濁=0.9、虹彩炎=0、結(jié)膜紅斑=1.6、結(jié)膜浮腫=0.6であり、8日後には軽度の角膜混濁と結(jié)膜発赤を示した1匹以外は回復(fù)が認(rèn)められる(SIDS (Access on Sep. 2008))ことから區(qū)分外とした。
呼吸器感作性又は皮膚感作性
皮膚感作性:データなし
呼吸器感作性:データなし
生殖細(xì)胞変異原性
in vivo変異原性試験として、マウスとチャイニーズハムスターの経口投與による小核試験(體細(xì)胞in vivo変異原性試験)においてLD50値の範(fàn)囲內(nèi)の投與量でのみ小核形成が見られたが(SIDS, Access on Sep. 2008)、その他のマウスおよびチャイニーズハムスターの小核試験そしてヒトリンパ球、ラット血液細(xì)胞を用いる染色體異常試験(體細(xì)胞in vivo変異原性試験)、マウス精巣細(xì)胞および卵母細(xì)胞における染色體異常試験(生殖細(xì)胞in vivo変異原性試験)で全て陰性を示し(SIDS, Access on Sep. 2008)。さらにin vivo経世代変異原性試験としてラットを用いた優(yōu)性致死試験において、著床前の初期胚の消失もしくは雌の繁殖能力の低下が見られたものの陰性の結(jié)果としている(SIDS, Access on Sep. 2008)ことから區(qū)分外とした。なお、in vivo遺伝毒性試験では、ラットの膵臓を用いた不定期DNA合成試験において陰性、マウス、チャイニーズハムスターを用いた姉妹染色分體交換試験において陰性(SIDS, Access on Sep. 2008)。in vitro変異原性試験では、エームス試験、マウスおよびヒトのリンパ球試験において陰性、ハムスターを用いた染色體異常試験では代謝活性化なしの條件において陽性(SIDS, Access on Sep. 2008)としている。
発がん性
ラットの78週間および104週間経口投與試験において腫瘍発生率は対照群と差異は見られなかった(SIDS, Access on Sep. 2008)。雌マウスの43週間経口投與試験において、乳腺がんの発生數(shù)が500 mg/L投與のグループのみで対照群との差異が見られたが、乳がん発生率および発生時(shí)間に対照群とは差異が認(rèn)められていない(HSDB, 2006)。さらにIARCでGroup 3に分類されていることから區(qū)分外とした。
生殖毒性
ラットの経口投與による繁殖試験において、仔動物の出生率、出生數(shù)、生存率および性比に有意差は見られなかったが、親動物の精子の速度、半徑、および運(yùn)動性にわずかな低下が見られた程度であった(SIDS Access on Sep. 2008)。また、マウスの経口投與による繁殖試験においては仔動物の出生數(shù)、生存率、および體重減少に対照群と有意差がみられたことから、わずかな生殖毒性が示唆されている。一方、ラットおよびマウスの器官形成期に経口投與した発生毒性試験において発生毒性は見られていない(SIDS Access on Sep. 2008)。ヒトにおいて新生児體重の減少、流産および死産、受胎の遅延、生殖能力の減退についての疫學(xué)的報(bào)告が複數(shù)ある(Brith Defects 3rd, 2000)こと、マウスにおける繁殖試験において仔動物の出生數(shù)、生存率に対照群と有意差がみられたことからヒトに対する生殖毒性が疑われるため區(qū)分1Aとした。