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安全データシート

ジニトロトルエン (異性體混合物)

改訂日:2024-05-09版番號:1

1. 化學(xué)品及び會社情報

製品識別子

  • 製品名: ジニトロトルエン (異性體混合物)
  • CB番號: CB1233252
  • CAS: 25321-14-6
  • 同義語: ジニトロトルエン (異性體混合物)

物質(zhì)または混合物の関連する特定された用途、および推奨されない用途

  • 関連する特定用途: 有機(jī)合成原料,染料?火薬中間體 (NITE-CHRIPより引用)
  • 推奨されない用途: なし

會社ID

  • 會社名:Chemicalbook
  • 住所:北京市海淀區(qū)上地十街匯煌國際1號棟
  • 電話:400-158-6606

2. 危険有害性の要約

GHS分類

分類実施日
(物化危険性及び健康有害性)
JIS Z7252:2019準(zhǔn)拠 (GHS改訂6版を使用)
R3.3.12、政府向けGHS分類ガイダンス (令和元年度改訂版 (ver2.0)) を使用
物理化學(xué)的危険性
自己反応性化學(xué)品   タイプG
健康に対する有害性
特定標(biāo)的臓器毒性 (反復(fù)ばく露)   區(qū)分1 (神経系、血液系、肝臓) 區(qū)分2 (生殖器 (男性))
特定標(biāo)的臓器毒性 (単回ばく露)   區(qū)分1 (血液系) 區(qū)分3 (麻酔作用)
生殖毒性   區(qū)分2
発がん性   區(qū)分1B
生殖細(xì)胞変異原性   區(qū)分2
急性毒性 (経口)   區(qū)分3
分類実施日
(環(huán)境有害性)
平成18年度、GHS分類マニュアル(H18.2.10版)
環(huán)境に対する有害性
-

GHSラベル要素

絵表示
GHS08GHS09GHS06
注意喚起語
危険
危険有害性情報
飲み込むと有毒 眠気又はめまいのおそれ 遺伝性疾患のおそれの疑い 発がんのおそれ 生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い 血液系の障害 長期にわたる、又は反復(fù)ばく露による神経系、血液系、肝臓の障害 長期にわたる、又は反復(fù)ばく露による生殖器 (男性)の障害のおそれ
注意書き
安全対策
使用前に取扱説明書を入手すること。 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 容器を密閉しておくこと。 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。 取扱後はよく手を洗うこと。 この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 屋外又は換気の良い場所でだけ使用すること。 保護(hù)手袋/保護(hù)衣/保護(hù)眼鏡/保護(hù)面を著用すること。
応急措置
ばく露又はばく露の懸念がある場合:醫(yī)師に連絡(luò)すること。 特別な処置が必要である(このラベルの???を見よ)。 注) ”…”は、ラベルに解毒剤等中毒時の情報提供を受けるための連絡(luò)先などが記載されている場合のものです。ラベル作成時には、”…”を適切に置き換えてください。 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 飲み込んだ場合:直ちに醫(yī)師に連絡(luò)すること。 口をすすぐこと。
保管
換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 施錠して保管すること。
廃棄
內(nèi)容物/容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業(yè)者に依頼して廃棄すること。
他の危険有害性
情報なし

3. 組成及び成分情報

  • 単一製品?混合物の區(qū)別: 単一製品
  • 化學(xué)名又は一般名: ジニトロトルエン (異性體混合物)
  • 別名: メチルジニトロベンゼン
  • 濃度又は濃度範(fàn)囲: 情報なし
  • 分子式 (分子量): C7H6N2O4 (182.13)
  • CAS番號: 25321-14-6
  • 官報公示整理番號
    (化審法)
    : 3-446
  • 官報公示整理番號
    (安衛(wèi)法)
    : 情報なし
  • 分類に寄與する不純物及び安定化添加物: 情報なし

4. 応急措置

吸入した場合

空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。醫(yī)師に連絡(luò)すること。
人工呼吸が必要なことがある。

皮膚に付著した場合

汚染された衣服を脫がせる。
洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。
醫(yī)療機(jī)関に連絡(luò)する。

眼に入った場合

數(shù)分間多量の水で洗い流し (できればコンタクトレンズをはずして)、醫(yī)療機(jī)関に連絡(luò)する。

飲み込んだ場合

直ちに醫(yī)師に連絡(luò)すること??冥颏工工挨长取?br/>コップ1、2杯の水を飲ませる。

急性癥狀及び遅発性癥狀の最も重要な徴候癥狀

吸入: 紫色(チアノーゼ)の唇、爪および皮膚、頭痛、めまい、吐き気、錯亂、痙攣、意識喪失。
皮膚: 吸収される可能性あり! ?吸入?參照。
経口摂取: ?吸入?參照。

応急措置をする者の保護(hù)

情報なし

醫(yī)師に対する特別な注意事項

この物質(zhì)により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要であるため、指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく。
ばく露の程度によっては、定期検診を勧める。

5. 火災(zāi)時の措置

適切な消火剤

水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素

使ってはならない消火剤

棒狀注水

特有の危険有害性

可燃性。 火災(zāi)時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 空気中で粒子が細(xì)かく拡散して、爆発性の混合気體を?じる。 多くの物質(zhì)と接觸すると、爆発の危険性がある。

特有の消火方法

水を噴霧して容器類を冷卻する。 安全な場所から消火作業(yè)を行う。

消火を行う者の保護(hù)

情報なし

6. 漏出時の措置

人體に対する注意事項、保護(hù)具及び緊急措置

保護(hù)手袋/保護(hù)衣/保護(hù)眼鏡/保護(hù)面を著用すること。
狀況に応じた適切な呼吸用保護(hù)具を使用すること。(ICSCには、漏洩物処理時に自給式空気呼吸器付化學(xué)防護(hù)服を使用することとの記載あり)

環(huán)境に対する注意事項

周辺環(huán)境に影響がある可能性があるため、製品の環(huán)境中への流出を避ける。

封じ込め及び浄化の方法及び機(jī)材

専門家に相談する!
この物質(zhì)を環(huán)境中に放出してはならない。
こぼれた物質(zhì)を、ふた付きの容器內(nèi)に掃き入れる。
濕らせてもよい場合は、粉塵を避けるために濕らせてから掃き入れる。
殘留分を、注意深く集める。
地域規(guī)則に従って保管処理する。

7. 取扱い及び保管上の注意

取扱い

技術(shù)的対策
「8. ばく露防止及び保護(hù)措置」に記載の措置を行い、必要に応じて保護(hù)具を著用する。
安全取扱い注意事項
裸火禁止。
容器を密閉しておくこと。
粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこと。
屋外又は換気の良い場所でだけ使用すること。
粉塵の堆積を防ぐ。
作業(yè)衣を家に持ち帰ってはならない。
接觸回避
「10. 安全性及び反応性」を參照。
衛(wèi)生対策
この製品を使用する時に、飲食又は喫煙しないこと。
取扱い後はよく手を洗うこと。

保管

安全な保管條件
換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。
施錠して保管すること。
耐火設(shè)備で保管すること。
強(qiáng)塩基、食品や飼料、酸化剤および強(qiáng)還元剤から離しておく。
排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する。
安全な容器包裝材料
消防法、國連危険物輸送勧告で規(guī)定された容器を使用する。

8. ばく露防止及び保護(hù)措置

管理濃度

未設(shè)定

許容濃度

日本産衛(wèi)學(xué)會 (2020年度版)
未設(shè)定

許容濃度

ACGIH (2020年版)
TLV-TWA: 0.2 mg/m3 (Skin; BEIM)

設(shè)備対策

密閉系、粉塵防爆型電気設(shè)備および照明を用いる。 局所排気裝置を使用する。

保護(hù)具

呼吸用保護(hù)具
狀況に応じた適切な呼吸用保護(hù)具を使用すること。(ICSCには、漏洩物処理時に自給式空気呼吸器を使用することとの記載あり)
手の保護(hù)具
保護(hù)手袋を著用する。
眼の保護(hù)具
保護(hù)眼鏡や保護(hù)面を著用する。(ICSCには、安全ゴーグルを著用することとの記載あり)
皮膚及び身體の保護(hù)具
保護(hù)衣 (化學(xué)防護(hù)服) を著用する。(ICSCには、漏洩物処理時に自給式空気呼吸器付化學(xué)防護(hù)服を使用することとの記載あり)

9. 物理的及び化學(xué)的性質(zhì)

物理的狀態(tài)

物理狀態(tài)
固體 (20℃、1気圧) (GHS判定)
黃色
臭い
特異臭

融點/凝固點

70 ℃ (ホンメル (1991))

沸點、初留點及び沸騰範(fàn)囲

336.9℃ (外挿) (HSDB (Access on April 2020))

可燃性

可燃性 (ICSC (2005))

爆発下限界及び爆発上限界/可燃限界

該當(dāng)しない

引火點

該當(dāng)しない

自然発火點

該當(dāng)しない

分解溫度

250~300℃ (ICSC (2005))

pH

データなし

動粘性率

該當(dāng)しない

溶解度

水:179 mg/L (25℃) (HSDB (Access on April 2020)) エタノール、二硫化炭素に可溶、クロロホルムに微溶 (HSDB (Access on April 2020))

n-オクタノール/水分配係數(shù)

log Pow =2.0 (ICSC (2005))

蒸気圧

3.50E-004 mmHg (25℃) (HSDB (Access on April 2020))

密度及び/又は相対密度

1.52 g/cm3 (ICSC (2005))

相対ガス密度

該當(dāng)しない

粒子特性

データなし

10. 安定性及び反応性

反応性

「危険有害反応可能性」を參照。

化學(xué)的安定性

情報なし

危険有害反応可能性

加熱すると、激しく燃焼、または爆発することがある。 空気がなくても窒素酸化物を含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。 還元剤、強(qiáng)塩基および酸化剤と反応する。

避けるべき條件

加熱、混觸危険物質(zhì)との接觸

混觸危険物質(zhì)

還元剤、強(qiáng)塩基、酸化剤

危険有害な分解生成物

窒素酸化物を含む、有毒で腐食性のフューム

11. 有害性情報

急性毒性

経口
【分類根拠】
(1)、(2) より、區(qū)分3とした。なお、新たな情報源の使用により、舊分類から分類結(jié)果を変更した。

【根拠データ】
(1) ラットのLD50: 268~660 mg/kg (SIAR (2005))
(2) ラットのLD50: 1,000 mg/kg (NITE初期リスク評価書 (2005))
経皮
【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
吸入: ガス
【分類根拠】
GHSの定義における固體であり、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。
吸入: 蒸気
【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
吸入: 粉じん及びミスト
【分類根拠】
データ不足のため分類できない。

皮膚腐食性及び皮膚刺激性

【分類根拠】
本物質(zhì)のデータはないが、本物質(zhì)の構(gòu)成成分となる各種ジニトロトルエン (DNT) 異性體の情報 (1)~(3) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。

【根拠データ】
(1) 本物質(zhì)の構(gòu)成成分となる各種DNT異性體のウサギを用いた皮膚刺激性試験 (ドレイズ法) において2,5-DNTで中等度、2,3-DNTと3,4-DNTで軽度の刺激性を示し、2,4-DNT、2,6-DNT、3,5-DNTでは刺激性はみられなかった (厚労省リスク評価書 (2009)、MAK (DFG) vol.6 (1994)、ACGIH (7th, 2001)、GESTIS (Access on April 2020))。
(2) ウサギに2,4- DNT及び2,6-DNT (用量不明) を適用した皮膚刺激性試験で、軽度の刺激性がみられた (NITE初期リスク評価書 (2005))。
(3) 2,4-DNT、2,6-DNTはウサギの皮膚に対し、軽度の刺激性を示す (ATSDR (2016))。

【參考データ等】
(4) 本物質(zhì)をウサギの耳介の內(nèi)側(cè)に閉塞適用した試験で刺激性を示さなかった (SIAR (2005)、AICIS IMAP (Access on April 2020))。

眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性

【分類根拠】
(1) 及び本物質(zhì)の構(gòu)成成分となる各種ジニトロトルエン (DNT) 異性體の情報 (2) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。

【根拠データ】
(1) 本物質(zhì)はウサギを用いた眼刺激性試験 (非TG試験) でごく軽度の刺激性を示し、7日以內(nèi)に回復(fù)した (SIAR (2005)、AICIS IMAP (Access on April 2020))。
(2) 本物質(zhì)の構(gòu)成成分となる各種DNT異性體のウサギを用いた眼刺激性試験 (ドレイズ法) において、6 つの異性體は全て刺激性を示さなかった (厚労省リスク評価書 (2009)、MAK (DFG) vol.6 (1994)、ACGIH (7th, 2001)、AICIS IMAP (Access on April 2020)、GESTIS (Access on April 2020))。

呼吸器感作性

【分類根拠】
データ不足のため、分類できない。

皮膚感作性

【分類根拠】
本物質(zhì)のデータはないが、本物質(zhì)の構(gòu)成成分となる各種ジニトロトルエン (DNT) 異性體の情報 (1)、(2) より、區(qū)分に該當(dāng)しないとした。新たなデータが得られたことから分類結(jié)果を変更した。

【根拠データ】
(1) 本物質(zhì)の構(gòu)成成分となる各種DNT異性體のモルモット (10 匹、性別不明) を用いた皮膚感作性試験 (マキシマイゼーション法) において2,6-DNT では2/10 例が陽性であったが、他の異性體は全て陰性であった (厚労省リスク評価書 (2009)、NITE初期リスク評価書 (2005)、ATSDR (2016)、MAK (DFG) vol.6 (1994)、AICIS IMAP (Access on April 2020)、GESTIS (Access on April 2020))。
(2) 本物質(zhì)の主要な構(gòu)成物である2,4-DNTはモルモット を用いた皮膚感作性試験 (マキシマイゼーション法) では陰性であり、次に主要な2,6-DNTは軽度の感作性であることから、本物質(zhì)がヒトに感作性を示す可能性は低い (AICIS IMAP (Access on April 2020))。

生殖細(xì)胞変異原性

【分類根拠】
(1)~(3) より、區(qū)分2とした。新たな情報を追加し、舊分類から分類結(jié)果を変更した。

【根拠データ】
(1) in vivoでは、マウスの優(yōu)性致死試験において陰性の報告がある (SIAR (2005))。また、マウス骨髄細(xì)胞の小核試験及びマウススポット試験で陰性、ラットリンパ球の姉妹染色分體交換試験で弱陽性、ラットの肝臓を用いた不定期DNA合成試験で陽性の報告がある (SIAR (2005))
(2) in vitroでは、細(xì)菌の復(fù)帰突然変異試験で陽性及び陰性、ほ乳類培養(yǎng)細(xì)胞の遺伝子突然変異試験で陰性の報告がある (SIAR (2005))。
(3) 本物質(zhì)の主要構(gòu)成成分である2,4-DNT(CAS番號 121-14-2、約80%)及び2,6-DNT(CAS番號 606-20-2、約20%)の本項はいずれも區(qū)分2である (2020年度GHS分類結(jié)果)。

【參考データ等】
(4) EU CLP分類でMuta. 2に分類されている (EU CLP分類 (Access on April 2020))。

発がん性

【分類根拠】
ヒトではジニトロトルエンへのばく露と発がん性との関係が明確な情報はない。(1) のEU CLP分類結(jié)果、(2) 及び (3) の本物質(zhì)の構(gòu)成成分の2,6-DNTの分類結(jié)果より、區(qū)分1Bとした。

【根拠データ】
(1) 國內(nèi)外の分類機(jī)関による既存分類では、ACGIHでA3 (ACGIH (7th, 2001))、EU CLPでCarc.1B (EU CLP分類 (Access on April 2020))、MAK (DFG) で2 (DFG List of MAK and BAT Values 2019) に分類されている。
(2) 本物質(zhì)の主たる構(gòu)成成分である2,4-DNT 及び2,6-DNTの本項分類結(jié)果はそれぞれ區(qū)分2及び區(qū)分1Bに分類された(2020年度GHS分類結(jié)果)。
(3) 雄ラットに、2,4-DNT (CAS番號 121-14-2)、2,6-DNT (CAS番號 606-20-2)、工業(yè)用ジニトロトルエン (2,4-DNT 76%、2,6-DNT 18%) を52週間混餌投與した試験で、2,4-DNTは1/20に肝腫瘍性結(jié)節(jié)がみられただけであったが、2,6-DNTでは肝細(xì)胞がん又は肝腫瘍性結(jié)節(jié)の用量依存的な発生率の増加に加え、肝腫瘍の肺への転移、膽管がんがみられた (IARC 65 (1996)、MOE初期評価第9巻 (2011))。一方、工業(yè)用ジニトロトルエンでは、肝腫瘍性結(jié)節(jié)、肝細(xì)胞がん、膽管がんがみられたが、2,6-DNTに比べて発生率は低く、肺への転移もなかった。この結(jié)果から、2,6-DNTには発がん性があり、工業(yè)用ジニトロトルエンの発がん作用のほとんどがそれに含まれる2,6-DNTで説明できることが示された (MOE初期評価第9巻 (2011)、ACGIH (7th, 2001)、ATSDR (2016))。

【參考データ等】
(4) 肝臓のγ-GTP陽性細(xì)胞巣を指標(biāo)とし、ラットにジニトロトルエンの各異性體 (2,3-DNT、2,4-DNT、2,5-DNT、2,6-DNT、3,4-DNT、3,5-DNT) 及び工業(yè)用ジニトロトルエンを投與して実施したイニシエーション-プロモーション試験の結(jié)果、2,6-DNT及び工業(yè)用ジニトロトルエンで弱いイニシエーション活性を認(rèn)めたが、その他の異性體でイニシエーション活性はみられなかった (MOE初期評価第9巻 (2011)、NITE初期リスク評価書 (2005))。また、ジニトロトルエンのプロモーション活性の有無を検討するために、雄ラットにN-ニトロソジエチルアミンの単回腹腔內(nèi)投與2週間後から2,4-DNT、2,6-DNT、工業(yè)用ジニトロトルエンを混餌投與し、肝臓のγ-GTP陽性細(xì)胞巣を指標(biāo)とした試験系では、いずれの物質(zhì)もプロモーション活性を認(rèn)め、2,6-DNTの活性は2,4-DNTよりも約10倍高かった (MOE初期評価第9巻 (2011)、NITE初期リスク評価書 (2005))。

生殖毒性

【分類根拠】
(1) より、雄性生殖器毒性がみられていること、及び (2) 、(3) より、混合物である本物質(zhì)においても區(qū)分2とした。

【根拠データ】
(1) ラットを用いた本物質(zhì) (ジニトロトルエン (DNT) 異性體混合物) (異性體組成:2,3-DNT 1.54%、2,4-DNT 76.49%、2,5-DNT 0.65%、2,6-DNT 18.83%、3,4-DNT 2.43%、3,5-DNT 0.040%) の104週間混餌投與試験において、血液や肝臓に対する影響のほか雄性生殖器に対する影響 (精巣の矮小、精巣重量減少、精巣の変性、精子形成減少) が認(rèn)められている (2,4-DNTのMOE初期評価第5巻 (2006))。
(2) 2,4-DNTでは雄性生殖器毒性に関連すると考えられる生殖能に対する影響が親動物毒性用量でみられたため、本年度 (2020年度) 分類において區(qū)分2に分類している。
(3) 2,6-DNT及び3,5-DNTでは雄性生殖器毒性がみられ、異性體である2,4-DNTで雄性生殖器毒性に関連すると考えられる生殖能に対する影響がみられていることを根拠として本年度 (2020年度) 分類において區(qū)分2に分類している。

【參考データ等】
(4) 雌ラットの妊娠7~20日に強(qiáng)制経口投與した発生毒性試験において、母動物毒性用量 (死亡率46%) で吸収胚の増加傾向が認(rèn)められた (2,4-DNTのMOE初期評価第5巻 (2006))。なお、この試験については、複數(shù)の評価書 (SIAR (2005)、2,4-DNTのMOE初期評価第5巻 (2006)、MAK (DFG) vol.6 (1994) 等) では、母動物毒性はみられるが胚、胎児に対する影響はないとしている。また、このデータは、舊分類の分類根拠であるが、母動物毒性が死亡率46%と高いことから分類根拠としなかった。
(5) 種々のDNT異性體 (2,3-DNT、2,4-DNT、2,5-DNT、2,6-DNT、3,4-DNT、3,5-DNT) について雄ラットを用いた14日間反復(fù)投與毒性試験が実施された。その結(jié)果、2,4-DNT、2,6-DNT及び3,5-DNTで雄性生殖器に影響 (精巣の矮小、精巣の重量減少、精細(xì)管の変性及び精巣における多核巨細(xì)胞形成) がみられた。一方、2,3-DNT 、2,5-DNT及び3,4-DNTでは、雄性生殖器に影響 (精巣及び精巣上體の重量及び病理組織學(xué)的影響) はみられていない (ATSDR (2016))。
(6) EU CLP分類ではRepr. 2に分類されている (EU CLP分類 (Access on April 2020))。

12. 環(huán)境影響情報

生態(tài)毒性

水生環(huán)境有害性 (急性)
データ不足のため分類できない。
水生環(huán)境有害性 (長期間)
データ不足のため分類できない。

オゾン層への有害性

-

13. 廃棄上の注意

殘余廃棄物

廃棄においては、関連法規(guī)並びに地方自治體の基準(zhǔn)に従うこと。都道府県知事などの許可を受けた産業(yè)廃棄物処理業(yè)者、もしくは地方公共団體がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理する。廃棄物の処理を委託する場合、処理業(yè)者等に危険性、有害性を十分告知の上処理を委託する。

汚染容器及び包裝

容器は洗浄してリサイクルするか、関連法規(guī)制並びに地方自治體の基準(zhǔn)に従って適切な処分を行う??杖萜鳏驇鼦墹工雸龊悉?、內(nèi)容物を完全に除去すること。

14. 輸送上の注意

國際規(guī)制

國連番號
3454
國連品名
DINITROTOLUENES, SOLID
國連危険有害性クラス
6.1
副次危険
-
容器等級
II
海洋汚染物質(zhì)
該當(dāng)する
MARPOL73/78附屬書Ⅱ及びIBCコードによるばら積み輸送される液體物質(zhì)
有害液體物質(zhì)(X類物質(zhì))

國內(nèi)規(guī)制

海上規(guī)制情報
船舶安全法の規(guī)定に従う。
航空規(guī)制情報
航空法の規(guī)定に従う。
陸上規(guī)制情報
毒物及び劇物取締法、消防法、道路法の規(guī)定に従う。

特別な安全上の対策

毒物及び劇物取締法、消防法、道路法の規(guī)定によるイエローカード攜行の対象物

その他 (一般的) 注意

輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 重量物を上積みしない。

緊急時応急措置指針番號*

152

15. 適用法令

労働安全衛(wèi)生法

変異原性が認(rèn)められた既存化學(xué)物質(zhì)(法第57條の5、労働基準(zhǔn)局長通達(dá))【101 2,4-ジニトロトルエン】 名稱等を通知すべき危険物及び有害物(法第57條の2、施行令第18條の2第1號、第2號別表第9)【272 2,4-ジニトロトルエン】 名稱等を表示すべき危険物及び有害物(法第57條第1項、施行令第18條第1號、第2號別表第9)【272 2,4-ジニトロトルエン】 危険性又は有害性等を調(diào)査すべき物(法第57條の3) 作業(yè)場內(nèi)表示義務(wù)(法第101條の4)

化學(xué)物質(zhì)排出把握管理促進(jìn)法 (PRTR法)

第1種指定化學(xué)物質(zhì)(法第2條第2項、施行令第1條別表第1)【200 ジニトロトルエン】

毒物及び劇物取締法

劇物(指定令第2條)【43の2 2,4-ジニトロトルエン及びこれを含有する製剤】

化學(xué)物質(zhì)審査規(guī)制法

舊第2種監(jiān)視化學(xué)物質(zhì)(舊法第2條第5項)【舊番號412 ジニトロトルエン(平成23年4月1日をもって廃止)】 舊第3種監(jiān)視化學(xué)物質(zhì)(舊法第2條第6項)【舊番號25 ジニトロトルエン(平成23年4月1日をもって廃止)】

消防法

第5類自己反応性物質(zhì)、ニトロ化合物(法第2條第7項危険物別表第1?第5類)【3 ニトロ化合物】

道路法

車両の通行の制限(施行令第19條の13、(獨)日本高速道路保有?債務(wù)返済機(jī)構(gòu)公示第12號?別表第2)【5 ニトロ化合物】

航空法

毒物類?毒物(施行規(guī)則第194條危険物告示別表第1)【【國連番號】3454 ジニトロトルエン(固體)】

船舶安全法

毒物類?毒物(危規(guī)則第3條危険物告示別表第1)【【國連番號】3454 ジニトロトルエン(固體)】

海洋汚染防止法

有害液體物質(zhì)(X類物質(zhì))(施行令別表第1)【35 ジニトロトルエン】 個品運送P(施行規(guī)則第30條の2の3、國土交通省告示)【【國連番號】3454 ジニトロトルエン(固體)】

大気汚染防止法

有害大気汚染物質(zhì)に該當(dāng)する可能性がある物質(zhì)(中央環(huán)境審議會第9次答申)【86 ジニトロトルエン】

化審法

(取消)優(yōu)先評価化學(xué)物質(zhì)

16. その他の情報

略語と頭字語

TWA: 時間加重平均
STEL: 短期暴露限度
RID: 鉄道による危険物の國際運送に関する規(guī)則
LD50: 致死量 50%
LC50: 致死濃度 50%
IMDG: 國際海上危険物
IATA:國際航空運送協(xié)會
EC50: 有効濃度 50%
CAS: ケミカルアブストラクトサービス
ADR: 道路による危険物の國際輸送に関する歐州協(xié)定

參考文獻(xiàn)

【14】Sigma-Aldrich、ウェブサイト https://www.sigmaaldrich.com/
【13】IPCS - The International Chemical Safety Cards (ICSC)、ウェブサイトhttp://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.home
【12】IARC - 國際がん研究機(jī)関、ウェブサイト http://www.iarc.fr/
【11】HSDB - 有害物質(zhì)データバンク、ウェブサイト https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/hsdb.htm
【10】有害物質(zhì)に関するドイツ GESTIS データベース、ウェブサイトhttp://www.dguv.de/ifa/gestis/gestis-stoffdatenbank/index-2.jsp
【9】ERG - 米國運輸省による緊急対応ガイドブック、ウェブサイトhttp://www.phmsa.dot.gov/hazmat/library/erg
【8】eChemPortal - OECD 化學(xué)物質(zhì)情報グローバルポータル、ウェブサイトhttp://www.echemportal.org/echemportal/index?pageID=0&request_locale=en
【7】ECHA - 歐州化學(xué)物質(zhì)庁、ウェブサイト https://echa.europa.eu/
【6】ChemIDplus、ウェブサイト http://chem.sis.nlm.nih.gov/chemidplus/chemidlite.jsp
【5】カメオケミカルズ公式サイト http://cameochemicals.noaa.gov/search/simple
【4】NITE化學(xué)物質(zhì)総合情報提供システム (NITE-CHRIP)https://www.nite.go.jp/
【3】化學(xué)物質(zhì)排出把握管理促進(jìn)法(PRTR法) https://www.chemicoco.env.go.jp
【2】化學(xué)物質(zhì)審査規(guī)制法(化審法)https://www.env.go.jp
【1】労働安全衛(wèi)生法 ウェブサイト https://www.mhlw.go.jp
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