急性毒性
経口
GHS分類: 區(qū)分外 ラットのLD50値として、5,440 mg/kg (ChemID (Access on July 2016)) の報告に基づき、區(qū)分外とした。
経皮
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
吸入:ガス
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:蒸気
GHS分類: 分類対象外 GHSの定義における固體である。
吸入:粉じん及びミスト
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚腐食性及び皮膚刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。なお、硝酸マグネシウム無水物 (CAS番號 10377-60-3) では、皮膚に対し強い刺激性がみられる (HSDB (Access on May 2016)) との記述があるが、出典が確認できなかったため採用しなかった。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。なお、硝酸マグネシウム無水物 (CAS番號 10377-60-3) では、眼に対し強い刺激性がみられる (HSDB (Access on May 2016)) との記述があるが、出典が確認できなかったため採用しなかった。
呼吸器感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
皮膚感作性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
生殖細胞変異原性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
発がん性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。なお、硝酸塩、亜硝酸塩をアミン又はアミド基を持つ化合物と併用投與した場合には胃內(nèi)でニトロソ化により、ニトロソアミン又はニトロソアミドが生成し、実験動物に発がん性を示す十分な証拠があるが、硝酸塩又は亜硝酸塩単獨投與による実験動物での発がん性に関して証拠は不十分、ないし限定的と IARCは結論している (IARC 94 (2010))。
生殖毒性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
GHS分類: 區(qū)分1 (血液系) 本物質(zhì)自體のヒトでの報告はないが、水溶性硝酸塩一般として、硝酸ナトリウムを食塩と誤って摂取した15人の兵士がメトヘモグロビン血癥になり、約15 gを摂取した13人が死亡し、5 gを摂取した2人が生存したとの報告がある (ECETOC TR27 (1988))。したがって本物質(zhì)の経口単回ばく露でヒトにメトヘモグロビン血癥を生じるリスクがあることから、區(qū)分1 (血液系) とした。
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
GHS分類: 區(qū)分1 (血液系) 本物質(zhì)に関する情報はない。 しかし、一般に水溶性硝酸塩を摂取したヒトにおける健康上の懸念には、食事、水に含まれる硝酸塩が腸內(nèi)微生物により還元され生成した亜硝酸塩に起因する新生児メトヘモグロビン血癥があり、新生児の場合、メトヘモグロビンの還元酵素系が未発達のためリスクが高い (ECETOC TR27 (1988)) という記述がある。また、硝酸アンモニウムを利尿剤として10 g/dayで4~5日間服用した患者3名にメトヘモグロビン血癥によるチアノーゼがみられ、硝酸アンモニウムを腎結石防止のために2~9 g/dayで投與した患者268名のうち、メトヘモグロビン血癥は僅かに2名にみられ、うち1名はメトヘモグロビン還元酵素の遺伝的欠損例であった (ECETOC TR27 (1988)) との記述がある。 したがって、本物質(zhì)経口ばく露で、ヒト、特に新生児にメトヘモグロビン血癥を生じるリスクがあることから、區(qū)分1 (血液系) に分類した。
吸引性呼吸器有害性
GHS分類: 分類できない データ不足のため分類できない。