急性毒性
経口
分類対象とした5件のラットLD50値(2150、3914、2000-4000、3600、5315 mg/kg)(SIDS (2008))は全てJIS分類基準(zhǔn)の區(qū)分外(國(guó)連分類基準(zhǔn)の區(qū)分5または區(qū)分外に相當(dāng))に該當(dāng)する。GHS分類:區(qū)分外
経皮
ラットに2000 mg/kgを投與して死亡例はなく、LD50値は >2000 mg/kg、ウサギについては2000 mg/kgを投與して死亡例はなく、LD50値は >2000 mg/kgに加え、別の試験で3246 mg/kgが報(bào)告されている(SIDS (2008))。以上より區(qū)分外(ウサギのデータの一つはJIS分類基準(zhǔn)の區(qū)分外)とした。 GHS分類:區(qū)分外
吸入:ガス
GHSの定義における液體である。GHS分類:分類対象外
吸入:蒸気
データなし。なお、ラットに飽和蒸気下で6時(shí)間ばく露した試験で、死亡は見(jiàn)られず、ばく露開(kāi)始時(shí)の逃避行動(dòng)と強(qiáng)い眼の刺激のみで、剖検で特記すべき所見(jiàn)はなかった(SIDS (2008))と報(bào)告されている。GHS分類:分類できない
吸入:粉じん及びミスト
データなし。GHS分類:分類できない
皮膚腐食性及び刺激性
ウサギの皮膚に本物質(zhì)原液0.5mLを半閉塞適用した試験において、4時(shí)間の適用で2例中2例、1時(shí)間の適用では4例中1例に壊死が生じ、病理學(xué)的検査により皮膚の全層にわたる壊死が確認(rèn)された(SIDS (2008))。また、ウサギの皮膚に本物質(zhì)原液0.5mLを閉塞適用した別の試験でも、4時(shí)間または1時(shí)間の適用で皮膚に全層の壊死が認(rèn)められ、腐食性(corrosive)との評(píng)価であった(SIDS (2008))が、3分間の適用では軽微な刺激しか認(rèn)められず、區(qū)分1Bとした。なお、EU分類はC:R34 (EC-JRC (ESIS) (Access on Aug. 2012))である。GHS分類:區(qū)分1B
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
ウサギの結(jié)膜嚢に試験物質(zhì)原液0.05 mLを適用した試験で、適用1時(shí)間以內(nèi)に中等度~重度の結(jié)膜の赤発と浮腫に加え、中等度の角膜混濁が生じ、観察期間終了日の8日目まで持続し、角膜混濁は不可逆性とみなされ腐食性あり(corrosive)と報(bào)告されている(SIDS (2008))。また、ウサギの結(jié)膜嚢に試験物質(zhì)原液0.1 mLを適用した別の試験でも、適用1~2日後に非常に強(qiáng)い赤発と浮腫、14日後には極めて重度の角膜壊死が認(rèn)められ、腐食性あり(corrosive)と報(bào)告されている(SIDS (2008))。以上の報(bào)告に基づき區(qū)分1とした。 GHS分類:區(qū)分1
呼吸器感作性
アルミニウムケーブルの接合作業(yè)者として本物質(zhì)を含む融剤を使用していた2人の患者が、呼吸機(jī)能検査において融剤または本物質(zhì)の蒸気の吸入により3時(shí)間後に重度の気管支収縮を起こし、數(shù)日間持続したことから、本物質(zhì)が融剤の蒸気吸入後に起きた喘息の起因物質(zhì)であると結(jié)論されている(SIDS (2008))。また、別の報(bào)告では、アルミニウムケーブルの接合作業(yè)者であった3人の患者が、融剤または本物質(zhì)の蒸気の吸入後に重度の遅延アレルギー喘息を起こし、呼吸機(jī)能検査により喘息とみなされた(SIDS (2008))。以上より、本物質(zhì)を含む融剤の蒸気の職業(yè)ばく露を受けたケーブルの接合作業(yè)者において、重度のアレルギー喘息の遅延癥狀が認(rèn)められた2件の報(bào)告に基づき、區(qū)分1とした。 GHS分類:區(qū)分1
皮膚感作性
モルモットのマキシマイゼーション試験で陽(yáng)性率が40%(8/20)で陽(yáng)性の報(bào)告(SIDS (2008))があり、また、マウスの局所リンパ節(jié)増殖試験(LLNA)でもSI値が3以上で陽(yáng)性の結(jié)果(SIDS (2008))が得られていること、さらに、本物質(zhì)はアレルギー物質(zhì)としてContact Dermatitis (5th, 2011)に掲載されていることから、區(qū)分1とした。なお、職業(yè)ばく露による接觸皮膚炎を有する患者のパッチテストで、本物質(zhì)に対し陽(yáng)性反応が認(rèn)められた多數(shù)の事例が報(bào)告されている(SIDS (2008))。 GHS分類:區(qū)分1
生殖細(xì)胞変異原性
マウスに経口投與後の骨髄細(xì)胞を用いた小核試験(OECD TG474, GLP)(體細(xì)胞in vivo変異原性試験)で、陰性の結(jié)果(厚労省報(bào)告 (Access on Aug. 2012))に基づき區(qū)分外とした。なお、in vitro試験としては、エームス試験では弱陽(yáng)性(NTP DB (1982))の結(jié)果があるものの概ね陰性(SIDS (2008))、チャイニーズハムスターの培養(yǎng)細(xì)胞を用いた染色體異常試験ではV79細(xì)胞で陰性(SIDS (2008))であったがCHL細(xì)胞では陽(yáng)性(厚労省報(bào)告 (Access on Aug. 2012))、チャイニーズハムスターの卵巣細(xì)胞を用いたHGPRT試験で陰性(SIDS (2008))の結(jié)果がそれぞれ報(bào)告されている。 GHS分類:區(qū)分外
発がん性
データなし。GHS分類:分類できない
生殖毒性
ラットを用いた生殖発生毒性スクリーニング試験(OECD TG421, GLP)において、流涎と體重増加抑制がみられた1000 mg/kg/dayで受胎能が低下し、著床後胚損失率は100%、妊娠率は0%を示し、生存仔を分娩した母動(dòng)物は見(jiàn)られなかった。また、250 mg/kg/dayでは死産仔數(shù)の増加および仔の生存率の低下がみられ、仔の剖検により、50および250 mg/kg/dayでは動(dòng)脈瘤や血管拡張など特に心膜血管に影響した異常が高頻度に発生した(SIDS (2008))。この心?血管系の毒性所見(jiàn)については、試験法を一部変更して再実施されたラットの生殖発生毒性スクリーニング試験(OECD TG421, GLP)により確認(rèn)され、全用量(0.2~50 mg/kg/day)で母動(dòng)物の毒性を伴わず発生が見(jiàn)られ、特に50 mg/kg/dayでは血管病変の発生増加は明瞭であった(SIDS (2008))との報(bào)告に基づき、區(qū)分1Bとした。なお、ラットの妊娠6~19日に経口投與した発生毒性試験では、胎仔の心血管系異常の発生は認(rèn)められていない(SIDS (2008))。 GHS分類:區(qū)分1B
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
ラットまたはウサギに2000 mg/kgを経皮投與により、両動(dòng)物種ともに死亡例はなく、全身毒性の兆候も認(rèn)められなかった(SIDS (2008))との報(bào)告により、経皮投與では區(qū)分外に相當(dāng)する。一方、ラットに経口投與により、ガイダンス値範(fàn)囲を超えた用量で呼吸困難、鈍麻、不活発、歩行失調(diào)、腹臥位などの癥狀が認(rèn)められた(SIDS (2008))が、ガイダンス値範(fàn)囲の上限付近の用量では詳細(xì)不明であり、データ不足のため分類できない。また、吸入ばく露の分類に適切なデータもないことから、特定標(biāo)的臓器毒性(単回暴露)の分類として「分類できない」とした。GHS分類:分類できない
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
ラットの28日間反復(fù)経口投與試験(化審法ガイドライン、GLP)において、250 mg/kg(90日換算:77 mg/kg/day)以上の投與群で尿蛋白の増加と尿比重の上昇がみられ、さらに、1000 mg/kg(90日換算:308 mg/kg/day)投與群では尿量が減少し、腎重量が増加した。病理組織學(xué)的検査により、腎臓では250 mg/kg以上の投與群の皮髄境界部の近位尿細(xì)管に腫大と両染性小體の沈著が認(rèn)められ、また、胃において、境界縁における粘膜の肥厚が250 mg/kg以上の投與群にみられた(厚労省報(bào)告 (Access on Aug. 2012))。以上の結(jié)果から、腎臓に対する影響がガイダンス値區(qū)分2に相當(dāng)する250mg/kg(90日換算:77 mg/kg/day)以上の用量で示されたことから、區(qū)分2(腎臓)とした。なお、胃の所見(jiàn)については、腐食性/刺激性物質(zhì)の経口投與による局所影響とみなし、分類に用いなかった。一方、ラットの4週間反復(fù)経皮投與毒性試験(EPA guideline)では、皮膚適用部位に局所影響が観察されたのみで全身毒性は認(rèn)められず、NOELは1000 mg/kg/day(90日換算値:308 mg/kg/day)と報(bào)告されている(SIDS (2008))ことから、経皮投與では區(qū)分外相當(dāng)となる。 GHS分類:區(qū)分2(腎臓)
吸引性呼吸器有害性
データなし。GHS分類:分類できない